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新年のご挨拶
謹賀新年
皆様あけましておめでとうございます。謹んで新年のお祝いを申し上げます。
昨年のマーケットはドル円114円台から104円台と10円ほどのレンジでの高安となりました。しかし年始113円台から3月末の104円台まで円高が進行したものの、5月中旬に110円台へと回復して以降は、6月から直近12月半ばにかけて110円から114円という狭いレンジでの往来が続く、ボラティリティが極めて低調な年でありました。一方で、ドル円相場のボラティリティが低調だったこととは別に、8月にはトルコリラ円を中心に大幅な下落があり新興国通貨ショックをみた1年でもありました。加えて12月中旬から年末にかけ早いペースで円高が進行している直近状況であります。
米国金利上昇に伴う米国景気の不安定さや米中貿易の緊迫、ブレグジット。地政学的には北朝鮮問題、日韓関係。国内問題としては元号が改まり、オリンピック前年ではありますが消費増税の実施も予定されております。直近の相場状況を見れば、ゆるい価格変動のゴルディロックス相場とは異なる激しい価格変動になってきております。
価格変動はリスクであると同時にリターンを手に入れる好機でもあります。投資家の皆様におかれましては円高に対しての警戒を怠らず、資金管理・リスク管理を丁寧に行っていただきながら投資・資産運用においてご成功されることを心より祈念しております。 FX取引のパイオニアとして、オリコン顧客満足度ランキング「FX取引」において総合1位の評価を頂いた会社として、より多くのお客様にご満足いただけるよう、取り組んでまいります。
また、国内でも海外でも使えるおさいふカード「マネパカード」は、おかげさまで本年、サービス開始から5周年を迎えます。今後もより多くの方に、より安全・手軽にお使いいただけるよう利便性や機能性の向上に取り組むとともに、5周年を記念したキャンペーン等も企画していく予定ですので、こちらもご期待ください。
そして仮想通貨に関しては、昨年は年始の流出事件に始まり、各社の行政処分が相次ぎました。過剰投機の状況から仮想通貨の価格は全般大きく値下がりした状況となっています。 各社改善対応を急ぐ中、10月には私が会長を務めさせていただくこととなりました認定自主規制団体が立ち上がり、業界の利用者保護を大前提とした市場の発展に向けた体制整備が急速に進みつつあります。仮想通貨交換業登録第1号をいただいたにも関わらず当社のサービス開始にあたりましては困難を極めておりますが、金融機関としてお客様に安全かつ安心して仮想通貨を売買していただけるように引き続き準備を進めているところであります。課題一つ一つに丁寧に取り組んでまいりたいと考えております。
これまでのお客様のご支持・ご支援に深く感謝すると共に、より多くのお客様に安心してご利用していただける、より多くのお客様に愛される、そのような会社を目指し、役職員一同奮励努力してまいります。
「マネパはお客様と共に。お客様の為に。」
本年が皆様にとって良き年となりますよう心より祈念すると共に、本年も何卒マネーパートナーズをご贔屓ご愛顧くださいますよう、役職員一同、心よりお願い申し上げます。
平成三十一年一月一日
株式会社マネーパートナーズ
代表取締役社長 奥山泰全 拝