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10連休中の高金利通貨のお取引に関するご注意
いつもマネーパートナーズをご利用いただきありがとうございます。
4月27日(土)から5月6日(月)までは、10連休に伴い日本市場が休場となり取引参加者が減少するため、流動性が大きく低下することが予想されます。
そのため、突発的なニュースや情報、またはヘッジファンド等投機筋の仕掛け的な動きにより急激なレート変動(ボラティリティの急上昇)が起こる可能性があります。
さらに、高金利通貨はその他通貨ペアと比較してボラティリティが高い傾向があります。
特にトルコリラ/円はこれまでも度々売り仕掛け等による急落が起こっており、2017年以降だけでも下記のような事例が見られます。
営業日 | 前営業日終値 | 当該営業日安値 | 下落幅(円) | 下落率 |
---|---|---|---|---|
2017年10月9日 | 31.150 | 29.302 | 1.848 | 5.93% |
2018年8月10日 | 19.986 | 15.811 | 4.175 | 20.89% |
2019年1月3日 | 20.105 | 18.369 | 1.736 | 8.63% |
2019年3月22日 | 20.210 | 18.759 | 1.451 | 7.17% |
また、以下は2018年8月10日の急落時におけるトルコリラ/円の5分足のBID(売り)チャートです。
下落の要因としては以下のことが挙げられています。
・2017年10月9日
日本市場が休場で流動性が乏しい中で、米国とトルコが相互にビザ(査証)発給業務の停止を発表したことによる対米関係悪化への懸念及び仕掛け的な売り。
・2018年8月10日
トルコで拘束されている米国人牧師の解放交渉が決裂したことに対してトランプ大統領が関税引き上げを表明。
・2019年1月3日
日本市場が休場で流動性が乏しい中で、NYタイムクローズ直後にAppleの業績下方修正を発表したことによるリスクオフの円買い及び仕掛け的な売り。
・2019年3月23日
FOMCでの米国利上げ打ち止め発表による景気後退への不安視、トルコのインフレ加速による個人消費の減衰。
10連休中に、上記のような急落は起こらない可能性もある一方、逆にそれ以上の急落が起こる可能性もあります、市場関係者からは日本の10連休中を狙って仕掛け的な動きによる相場急変動の可能性が高まると指摘されています。
この場合、マーケットに信頼できる実勢レートが存在しない事等により、レート配信の一時的な停止が発生した際にはレート配信再開(取引再開)後のレートの水準により、自動ロスカットが発動し損失を被る、若しくはお預かりいただいている証拠金額を超える損失が発生するリスクも考えられます。
また、急激なレート変動が生じた場合も当社といたしましては可能な限り安定したレートを配信するよう努力いたす所存です。しかしながら、やむを得ない場合においては、一時的なスプレッドの大幅拡大、一度に発注できる最大数量の制限、レート配信の一時的な停止等を行う可能性があることもご承知おきいただきますよう、お願い申し上げます。
参考までに以下の表は、パートナーズFXの個人口座のお取引において1万通貨のトルコリラ/円の買建玉を保有していた場合における、純資産額とロスカット発生時の下落率等の関係を示しています。
※なお、現在のトルコリラ/円のレートは20.0円として計算しております。
純資産額(円) | 10,000 | 20,000 | 30,000 | 40,000 | 50,000 |
---|---|---|---|---|---|
証拠金維持率 | 100% | 200% | 300% | 400% | 500% |
ロスカット発生レート | 19.400 | 18.400 | 17.400 | 16.400 | 15.400 |
下落幅(円) | 0.6 | 1.6 | 2.6 | 3.6 | 4.6 |
下落率 | 3% | 8% | 13% | 18% | 23% |
純資産額(円) | 60,000 | 70,000 | 80,000 | 90,000 | 100,000 |
---|---|---|---|---|---|
証拠金維持率 | 600% | 700% | 800% | 900% | 1000% |
ロスカット発生レート | 14.400 | 13.400 | 12.400 | 11.400 | 10.400 |
下落幅(円) | 5.6 | 6.6 | 7.6 | 8.6 | 9.6 |
下落率 | 28% | 33% | 38% | 43% | 48% |
証拠金維持率とロスカット発生までの下落率は、実際には通貨ペアによって異なります。
各通貨ペアの必要証拠金は、レバレッジが25倍以内となるよう設定されていますので、建玉の損失率(買建玉であれば下落率)の約25倍程度証拠金維持率が低下することになります。
保有する建玉が損失発生時にロスカットされないためには、損失率の25倍+ロスカット発生時の証拠金維持率40%を上回るよう証拠金維持率を維持する必要があります。 (例:想定損失率を10%とした場合→10%×25+40%=290%が証拠金維持率の最低目標となります)
ロスカットやリスク管理についての詳細は、下記のページもご参考にして下さい。
https://www.moneypartners.co.jp/support/risk/
・入金に関する注意事項
銀行等の金融機関は4月26日(金)15時を過ぎますと、5月6日(月)まで休業となります。このため4月26日15時時点で当社において確認ができない通常の振込入金に関しましては、当社取引口座への反映が、金融機関が営業を開始する5月7日(火)となります。
その間もクイック入金はご利用いただけますが、お客様の手続きに不備等がありますと、即時反映されない場合がございます。(例:振込完了後に「加盟店に戻る」ボタンを押さなかった場合等)その際には前記した通常入金の扱いとなり、同じく5月7日(火)に当社銀行口座への入金が確認された後の反映となりますので、ご注意下さい。
なお一部の銀行では、上記期間中にメンテナンスを行う場合がございます。メンテナンス時間中はクイック入金をご利用いただけませんので、今一度、ご利用の銀行HPにてクイック入金が利用できる時間帯をご確認いただきますようお願い申し上げます。
10連休に関するその他の注意事項はこちらからご確認いただけます。
https://www.moneypartners.co.jp/news/normal/2019/20190405_01.html