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基幹システムリニューアルに伴う、両建て時の評価損益の計算方法の変更について

公開日:2019年10月11日

基幹システムのリニューアルに伴い、パートナーズFXnanoでは10月26日(土)、パートナーズFXでは11月2日(土)以降、両建て時の評価損益の計算方法を以下の通り変更いたします。

<変更前>
同一通貨ペアの売建玉と買建玉のうち、保有数量が多い建玉に対する評価レートを用いて両建玉の評価損益を計算。

例1.両建て通貨ペアにおいて売建玉数量>買建玉数量の場合
ASKサイドの現レートをもとに両建玉の評価損益を計算。

例2.両建て通貨ペアにおいて売建玉数量<買建玉数量の場合
BIDサイドの現レートをもとに両建玉の評価損益を計算。

<変更後>
同一通貨ペアの売建玉と買建玉の保有数量の大小に関わらず、売建玉はASKレート、買建玉はBIDレートにて評価損益を計算します。

<例>
パートナーズFXの米ドル/円のお取引において、受入証拠金90万円を預け入れ、以下の条件にて10万通貨の売建玉と20万通貨の買建玉を保有しているケース

  現在レート 建玉保有数量 約定レート
買(ASK) 107.994 200,000 108.01
売(BID) 107.991 100,000 107.91

評価損益計算方法の変更前後では以下の様に、評価損益や証拠金維持率などが異なります。

  変更前 変更後
受入証拠金
900,000 900,000
建玉必要証拠金
880,000 880,000
未決済建玉評価損益
-11,900 -12,200
純資産
888,100 887,800
証拠金維持率
100.92% 100.89%

※上記の例では、買建玉数量>売建玉数量のため変更前はBIDレートにて両建玉の評価損益を計算していましたが、変更後は売建玉はASKレート、買建玉はBIDレートにて評価損益を計算しています。

両建て時の評価損益の計算方法の変更に伴い、両建てをされているお客様におかれましては、評価損益の変化にともない証拠金維持率が低下し、ロスカットの危険もありますのでご注意ください。


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