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リスクは“上方向”がより大きいと見るが…!?

2024年09月18日

◆ “巻き戻し”進行…… - 一気に“142円台”へ
 
大台割れに伴う“下値達成感”から下値を固めていた中、昨日の米経済指標は“強め”が相次ぎました。
米小売売上高は“2ヶ月連続増(+0.1&)”、鉱工業生産は“2ヶ月ぶりに増加(+0.8%)”となったことから、「米景気先行き懸念」はさらに後退しています。
こうして“ドル買い戻し”が進行する中、前日に“139.581円”へと下落したドル円は、昨日NYタイム終盤には“142.465円”へと急反発しています。

もっとも注目のFOMCを控えて“一方向への動意”は抑制されやすく、その後は“利益確定売り”に押されています。
このため昨日の急反発はあくまで“巻き戻し”であり、前日の急落は“往き過ぎ(仕掛け的な動き?)”と見るのが妥当ということになりそうです。


◆ どちらに転んでも“大きな動意”は否めない…? - FOMC

こうした中、いよいよ本日は注目のFOMCが行われます。

利下げに関しては“織り込み済”ですが、値幅に関しては“思惑交錯”という実状といえます。
短期金融市場では「0.50%利下げ優勢(65%)」とされていますが、「0.25%利下げ(35%)」も少なからず存在しているだけに、結果を見るまでは“紆余曲折”を想定せざるを得ないところです。
特にいずれの結果になったとしても“ポジション調整”から急変動となる可能性が否めない状況でもあります。
そうなると“方向感定まらず”は続かざるを得ず、発表までに“動きづらい”、場合によっては“昨日の巻き戻しの調整”と見るのが妥当といえます。
後は結果次第ということになりますが、こればっかりは蓋を開けるまでわからない…?

昨日の急反発でもわかるように、“短期のドル売り・円買い”は相応以上の規模で膨らんでいる可能性が否めないところです。
このため個人的には“上方向(ドル買い・円売り)”のリスクが大きいとは考えていますが、予断を持つことなく、臨機応変に神経質なマーケットと向き合いたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※FOMCが予定されていますので、さらに値幅を拡大しております。

144.235(9/5高値、9/3~9/16の61.8%戻し)
144.020(9/6高値、大台)
143.879(ピボット2ndレジスタンス)
143.793(9/9高値)
143.713(9/10高値)
上値5:143.602(20日移動平均線)
上値4:143.389(9/3~9/16の50%戻し)
上値3:143.141(ピボット1stレジスタンス)
上値2:143.044(9/12高値、大台)
上値1:142.465(9/17高値、9/3~9/16の38.2%戻し)
前営業日終値:142.404
下値1:142.000(大台)
下値2:141.801(日足・一目均衡表転換線、9/16~9/17の23.6%押し)
下値3:141.363(9/16~9/17の38.2%押し)
下値4:141.288(週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値5:141.023(9/16~9/17の50%押し、大台、ピボット1stサポート)
140.683(9/16~9/17の61.8%押し)
140.314(9/17安値、9/16~9/17の76.4%押し)
140.074(-2σ)
140.000(大台)
139.581(9/16安値《年初来安値》、ピボット2ndサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

98.260(ピボットハイブレイクアウト)
98.000(大台)
97.702(9/4高値、週足・一目均衡表転換線)
97.465(9/2~9/11の61.8%戻し)
97.215(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:97.045(9/5高値、大台)
上値4:96.872(日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値3:96.813(9/6高値)
上値2:96.725(9/2~9/11の50%戻し、20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:96.243(9/17高値)
前営業日終値:96.195
下値1:96.000(大台)
下値2:95.769(100週移動平均線)
下値3:95.617(9/11~9/17の23.6%押し)
下値4:95.230(9/11~9/17の38.2%押し、日足・一目均衡表転換線、-1σ、ピボット1stサポート)
下値5:95.000(大台)
94.917(9/11~9/17の50%押し)
94.706(9/17安値)
94.603(9/11~9/17の61.8%押し)
94.216(9/11~9/17の76.4%押し、ピボット2ndサポート)
94.000(大台)
93.885(9/16安値、週足・一目均衡表先行スパン下限)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

191.335(+1σ)
191.181(9/2~9/11の76.4%戻し)
191.000(大台)
190.846(9/4高値)
190.610(50週移動平均線)
190.000(大台)
189.783(9/5高値、9/2~9/11の61.8%戻し)
189.703(日足・一目均衡表先行スパン下限)
189.405(9/6高値)
189.000(大台)
188.791(20日移動平均線)
188.602(9/2~9/11の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
188.122(9/9-10高値)
188.000(大台)
187.653(週足・一目均衡表先行スパン上限)
187.453(9/17高値、9/2~9/11の38.2%戻し水準)
前営業日終値:187.371
187.000(大台)
186.562(日足・一目均衡表転換線、9/11~9/17の23.6%押し)
186.376(-1σ)
186.026(9/11~9/17の38.2%押し、大台)
185.586(9/11~9/17の50%押し)
185.309(9/17安値)
185.145(9/11~9/17の61.8%押し)
185.000(大台)
184.709(20月移動平均線)
184.599(9/11~9/17の76.4%押し)
184.000(大台)
183.898(-2σ)
183.792(9/16安値)
183.718(9/11安値)
183.040(8/7安値、大台)

《10:40》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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