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マネパ為替分析 日刊レポート

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やはり本日も“リスクは上方向”…!?

2024年09月20日

◆ “巻き戻し”先行も… - 激しく“上を下へ”と…
 
FOMCを経た急落後の巻き戻しは、ドル円を“143.948円”へと押し上げました。
たださすがに“往き過ぎ”との思惑が台頭する中、“144円回復”には至らず、その後は“142.037円”へと押し下げられました。
こうして“上値の重さ”は如何ともしがたいものがありますが、一方で“下値の堅さ”も健在というのが実状といえます。
好内容の米経済指標が報じられたNYタイム序盤には再び“143.464円”へと持ち直すなど、“上を下へ”と大きく揺れ動いたというのが、昨日の動きだったといえそうです。


◆ 本日の注目は「日銀」と見られるが…?

こうした中、本日は「日銀会合」、そしてその後に行われる「植田総裁・記者会見」が予定されています。
事前予想は“据え置き”と見られるだけに、より注目されるのは後者ということになりそうです。
ただ直近の「植田総裁発言(閉会中審査&経済財政諮問会議)」を踏まえると、“タカ派姿勢”を崩していないことが窺えます。
このため本日も“同様”の発言をする可能性は高く、その際には“円買い”が進行する可能性が否めないところです。
ただ“同様”といった程度に留まれば、逆にマーケットは“織り込み済→巻き戻し”と捉える可能性はゼロではない…?


◆ リスクセンチメントが“選好”に傾きやすい状況では…!?

「株高の連鎖」を踏まえれば、リスクセンチメントは“選好”に傾きやすくなっているという地合いでもあります。
“ハト派寄り”に転じるというサプライズは期待薄と考えるものの、本日も“リスクは上方向”と考えたいところです。
ただ昨日記した“144.020円(米雇用統計時高値)”や“9/3~9/16の61.8%戻し”とほぼ重なる“9/5高値(144.235円)”を超え切れない限り、“上値の重さ”は引きずるとも考えますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

145.000(大台、+1σ)
144.874(ピボット2ndレジスタンス)
144.589(月足・一目均衡表基準線)
144.465(100週移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
144.235(9/5高値、9/3~9/16の61.8%戻し)
上値5:144.020(9/6高値、大台)
上値4:143.948(9/19高値)
上値3:143.764(9/19高値後の戻り高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:143.515(20日移動平均線)
上値1:143.000(大台)
前営業日終値:142.601
下値1:142.037(9/19高値後の押し目、大台)
下値2:141.885(9/19安値)
下値3:141.765(9/16~9/19の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値5:141.675(ピボット1stサポート)
下値5:141.249(9/16~9/19の61.8%押し)
141.288(週足・一目均衡表先行スパン下限)
141.000(大台)
140.748(ピボット2ndサポート)
140.437(9/18安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

99.748(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
99.179(50週移動平均線)
99.000(大台)
98.902(ピボット2ndレジスタンス)
98.413(50日移動平均線、9/2~9/11の76.4%戻し)
98.275(+1σ)
98.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値5:97.872(9/19高値)
上値4:97.772(週足・一目均衡表転換線)
上値3:97.599(9/19高値後の76.4%戻し)
上値2:97.430(9/19高値後の61.8%戻し)
上値1:97.294(9/19高値後の50%戻し)
前営業日終値:97.173(週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:97.105(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値2:97.000(大台)
下値3:96.722(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
下値4:96.236(9/11~9/19の38.2%押し)
下値5:96.143(ピボット1stサポート)
95.977(9/19安値、大台)
95.731(9/11~9/19の50%押し、100週移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
95.324(9/18安値)
95.226(9/11~9/19の61.8%押し、-1σ)
95.112(ピボット2ndサポート)
95.000(大台)
94.706(9/17安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

193.361(9/3高値)
193.000(大台)
192.382(200日移動平均線)
192.000(大台)
191.756(50日移動平均線)
191.181(9/2~9/11の76.4%戻し、+1σ)
191.000(大台)
190.846(9/4高値)
190.672(50週移動平均線)
190.392(9/19高値)
190.313(日足・一目均衡表先行スパン下限)
190.000(大台)
189.783(9/5高値、9/2~9/11の61.8%戻し)
前営業日終値:189.440
189.000(大台)
188.817(9/11~9/19の23.6%押し)
188.704(20日移動平均線)
188.602(日足・一目均衡表基準線)
188.000(大台)
187.843(9/11~9/19の38.2%押し)
187.653(週足・一目均衡表先行スパン上限)
187.411(9/19安値)
187.055(9/11~9/19の50%押し、日足・一目均衡表転換線、大台)
186.465(-1σ)
186.267(9/11~9/19の61.8%押し)
186.000(大台)
185.823(9/18安値)

《10:55》
《11:40、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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