◆ もう一段“上値模索”・・・ - “154円半ば”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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2024年12月17日

◆ もう一段“上値模索”・・・ - “154円半ば”

「日銀12月利上げ見送り」との思惑が根強い中、円は連日の“最弱通貨”の地位に留まりました。
米10年債利回りが“高止まり(4.37-4.41%)”していることも後を押した印象が強く、ドル円は“154.482円”へとさらに上値を伸ばすに至っています。
なお昨日発表の米経済指標は“マチマチ(NY連銀製造業PMIは下振れ/米製造業PMIは上振れ)”となり、上下に振れる場面も見られましたが、大きな影響を与えるには至りませんでした。


◆ 直前となるだけに“様子見ムード”はより高まる・・・?

冒頭で記したように「日銀12月利上げ見送り」との思惑が根強いものがありますが、本日は「FOMC前日」というスケジュール感になります。
このため「目先テーマが替わる」という可能性は否めないところがあります。
特に「米12月0.25%利下げ」が“ほぼ確実視”されているだけに、「金利見通し(ドットチャート)」「パウエルFRB議長会見」に注目が集まると見られますが、これらは“蓋を開けるまではわからない”といった類の…。

「来年以降の利下げペース鈍化の有無」を確認する作業となるだけに、“結果を見極めたい”との思惑が働きやすいと見るのが自然な流れ・・・。
そうなると“思惑先行”の動きは継続するものの、やはり“様子見ムード”は高まりやすいと見るのが妥当なところ…。

いずれにしても“神経質な揺れ動き”はより想定せざるを得ないところといえますが、
ここからの“さらなる上値模索”に関しては懐疑的に考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

155.883(11/20高値)
155.804(ピボットハイブレイクアウト)
155.405(11/21高値)
155.143(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:155.020(11/22高値、大台)
上値4:154.713(11/25高値)
上値3:154.642(ピボット1stレジスタンス)
上値2:154.483(11/26高値、12/16高値)
上値1:154.283(+1σ)
前営業日終値:154.141
下値1:154.000(大台)
下値2:153.801(週足・一目均衡表先行スパン上限、12/16安値後の61.8%押し)
下値3:153.594(12/16安値後の76.4%押し)
下値4:153.440(12/16安値後の押し目、ピボット1stサポート)
下値5:153.320(12/16安値)
153.102(12/3~12/16の23.6%押し)
153.000(大台)
152.819(ピボット2ndサポート)
152.695(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

99.840(+1σ)
99.748(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
99.621(週足・一目均衡表先行スパン下限)
99.217(11/27高値、11/20~12/6の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト )
98.965(週足・一目均衡表転換線、大台)
上値5:98.753(11/28高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:98.528(11/29高値、100日/20週移動平均線、日足・一目均衡表基準線、11/20~12/6の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値4:98.275(12/16高値)
前営業日終値:98.201
下値1:98.100(20日移動平均線)
下値2:98.000(日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
下値3:97.730(ピボット1stサポート)
下値4:97.625(12/6~12/16の23.6%押し)
下値5:97.531(12/16安値)
97.223(12/6~12/16の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
96.965(12/12-13安値、日足・一目均衡表転換線、大台、ピボットローブレイクアウト)
96.898(12/6~12/16の50%押し)
96.759(100週移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

198.468(11/11高値、11/15高値)
198.000(大台)
197.774(11/20高値)
197.228(+2σ)
196.000(大台)
196.903(日足・一目均衡表先行スパン上限)
196.601(11/21高値)
196.000(大台)
195.883(12/16高値)
前営業日終値:195.541
195.194(50日移動平均線、+1σ)
194.943(200日移動平均線、大台)
194.313(週足・一目均衡表先行スパン上限)
194.103(週足・一目均衡表基準線)
194.000(大台、週足・一目均衡表転換線、12/3~12/16の23.6%押し)
193.634(12/16安値)
193.598(50週移動平均線)
193.266(日足・一目均衡表基準線)
193.000(大台)
192.905(12/3~12/16の38.2%押し、20日移動平均線)
192.844(12/13安値)
192.502(12/11安値、100日/20週移動平均線)

《10:50》
《11:35、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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