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リスクは“上方向ではなく下方向”を堅持しつつ…!?

2025年01月31日

◆ “円買い(戻し)”進行も… - “方向感定まらず”は変わらず

注目のECB理事会は“0.25%利下げ”を実施したものの、“予想通り”ということもあって反応は限定されました。
このためマーケットは再び「トランプ関税」に移行した印象が強く、“リスク通貨売り/逃避通貨買い”が加速しています。

 『来月1日にカナダ・メキシコへ25%関税を課す』

改めてトランプ米大統領が表明したこともあり、米10年債利回りは“昨年12月20日以来(→4.48%)”へと低下する中、ドル円は“153.793円”へと下値を拡大しています。

もっともNYタイム中盤には“前日終値(4.53%)”を上回るなど、まだ“方向感定まらず”から脱したとはいい難いのが実状となります。
こうしてドル円も“154円半ば(戻り高値は154.498円)”へと値を戻し、そのまま昨日の取引を終えています。


◆ どちらの反応になるかも微妙…? - トランプ関税

…となると本日も「トランプ政策の行方」が要注目ということになります。
ただし「トランプ関税」は“米インフレ高止まり→米利下げ観測後退”とも見方が優勢である反面、“世界経済鈍化→リスク回避”となる要素も含んでいるだけに…?

“何が飛び出すかわからない”といった類である以上、まだ“方向感定まらず”は継続と見ざるを得ないところです。
引き続き、リスクは“上方向ではなく下方向”との見方を堅持しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

156.331(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、1/10~1/27の50%戻し)
156.249(1/27高値)
155.968(1/28高値、大台)
155.894(ピボット2ndレジスタンス)
155.788(1/29高値)
155.455(1/28~1/30の76.4%戻し)
155.246(1/30高値、日足・一目均衡表転換線)
上値5:155.137(1/28~1/30の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値4:155.028(-1σ、大台)
上値3:154.915(50日移動平均線、1/28~1/30の50%戻し)
上値2:154.624(1/28~1/30の38.2%戻し)
上値1:154.494(日足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:154.283
下値1:154.000(大台)
下値2:153.793(1/30安値、週足・一目均衡表転換線)
下値3:153.715(1/27安値、12/3~1/10の50%押し水準)
下値4:153.635(ピボット1stサポート、-2σ)
下値5:153.334(12/18安値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
153.168(12/17安値)
153.000(大台、ピボット2ndサポート)
152.841(200日移動平均線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

98.243(1/27高値、+1σ)
98.028(1/24~1/30の76.4%戻し、大台)
97.801(日足・一目均衡表先行スパン下限)
97.672(ピボットハイブレイクアウト)
97.580(1/24~1/30の61.8%戻し)
97.504(1/28高値)
97.426(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
97.334(1/29高値、週足・一目均衡表転換線)
97.218(1/24~1/30の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス)
97.095(100週移動平均線)
97.000(大台)
96.831(1/30高値、1/24~1/30の38.2%戻し)
上値5:96.618(-1σ)
上値4:96.523(ピボット1stレジスタンス)
上値3:96.407(1/24~1/30の23.6%戻し)
上値2:96.267(週足・一目均衡表基準線、-2σ)
上値1:96.000(大台)
前営業日終値:95.794
下値1:95.618(12/9安値、1/30安値)
下値2:95.521(12/6安値)
下値3:95.324(9/18安値、ピボット1stサポート)
下値4:95.000(大台、ピボット2ndサポート)
下値5:94.706(9/17安値)
94.225(ピボットローブレイクアウト)
94.000(大台)
93.885(9/16安値)
93.590(9/11安値)
93.421(8/6安値)
93.000(大台)
92.417(200週移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

194.653(1/27高値)
194.355(50週移動平均線)
194.219(100日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
194.103(週足・一目均衡表先行スパン上限)
194.030(1/28高値、大台)
193.948(日足・一目均衡表先行スパン下限、1/24~1/30の76.4%戻し)
193.759(1/29高値、50日移動平均線)
193.461(1/24~1/30の61.8%戻し、週足・一目均衡表転換線)
193.293(1/30高値)
193.215(週足・一目均衡表先行スパン下限)
193.061(1/24~1/30の50%戻し、20日移動平均線、大台)
192.660(1/24~1/30の38.2%戻し)
192.164(1/24~1/30の23.6%戻し)
192.000(大台)
前営業日終値:191.585
191.362(1/30安値、1/17~1/24の61.8%押し水準)
191.132(-1σ)
191.000(大台)
190.604(1/17~1/24の76.4%押し)
190.467(1/21安値)
190.145(20月移動平均線)
189.952(週足・一目均衡表基準線、大台)
189.886(1/20安値)
189.321(1/17安値)
189.084(-2σ)
189.000(大台)
188.088(12/3安値、大台)

《10:55》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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