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「円安けん制発言」は意識せざるを得ないが…!?

2025年01月07日

◆ 乱高下 - 一時“156円前半”、すぐさま“157円後半”

いわゆる「トランプ関税」を巡って、昨日は“右往左往”する展開でした。

まず『トランプ次期政権、関税品目絞り込みを検討』という米ワシントン・ポスト(WP)報道を機に、“ドル売り”が先行しました。
「貿易戦争回避→米輸入インフレ鈍化→米利下げ観測拡大」との思惑につながったからですが、これに米10年債利回りは“低下(→4.57%)”で反応し、ドル円は“156.223円”へと急落しています。

一方でトランプ氏はSNSで、『WP紙報道はフェイク・ニュース』と発言しています。
こうして米国債利回りは一転して“上昇(→4.63%)”に転じる中、ドル円は“元居た水準(157円後半)”へと買い戻されるに至っています。


◆ こうなると“流れは上方向”…?

こうして“上を下へ(下へ上へ)の乱高下”を演じたわけですが、流れとしては“上方向(ドル買い)”と見ざるを得ないのが実状といえます。
特に昨日も記した「日米金利格差は高水準を当面維持」との見方が大勢を占めている以上、“キャリートレード絡みの仕掛け(円売り)”はいつ入ってもおかしくない・・・?

すでに“158円台(本稿執筆時までの高値は158.412円)”を回復していますので、ここから先は「円安けん制発言(口先介入)」も意識せざるを得ないところです。
それでも大きな上値メドは“7/16高値(158.850円)”と見られる以上、“まだ上値余地有”との見方は堅持したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

159.441(7/12高値)
159.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:158.850(7/16高値)
上値4:158.623(7/17高値)
上値3:158.334(ピボット1stレジスタンス)
上値2:158.085(12/26高値、12/30高値、+1σ)
上値1:157.972(1/6高値)
前営業日終値:157.640(大台)
下値1:157.457(1/6安値後の38.2%押し)
下値2:157.222(1/6安値後の50%押し)
下値3:157.106(日足・一目均衡表転換線)
下値4:156.986(1/6安値後の61.8%押し、大台)
下値5:156.694(1/6安値後の76.4%押し)
156.585(ピボット1stサポート)
156.429(1/2安値)
156.223(1/6安値)
156.082(週足・一目均衡表先行スパン上限)
156.016(12/31安値、大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

100.293(11/26高値)
100.040(50週移動平均線、大台)
99.748(月足・一目均衡表転換線)
99.674(ピボット2ndレジスタンス)
99.341(日足・一目均衡表先行スパン上限)
99.217(11/27高値、11/20~12/6の61.8%戻し)
上値5:99.128(日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stレジスタンス)
上値4:99.000(大台)
上値3:98.919(1/6高値、+2σ)
上値2:98.721(100日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、20週移動平均線)
上値1:98.538(週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:98.454
下値1:98.329(+1σ)
下値2:97.955(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値3:97.743(20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値4:97.554(1/6安値)
下値5:97.488(1/3安値)
97.244(日足・一目均衡表基準線)
97.122(-1σ)
97.054(1/2安値、大台)
96.943(12/31安値、100週移動平均線、ピボット2ndサポート)
96.519(-2σ)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

200.000(大台)
199.807(10/30高値)
199.659(週足・一目均衡表先行スパン上限)
199.559(11/7高値)
199.172(+2σ)
199.000(大台)
198.944(12/30高値)
198.000(大台)
197.528(1/2高値、+1σ)
197.419(1/6高値)
前営業日終値:197.359
197.000(大台)
196.189(1/2~1/6の38.2%押し)
196.076(20日移動平均線、大台)
195.810(1/2~1/6の50%押し)
195.430(1/2~1/6の61.8%押し、50日移動平均線)
195.357(200日移動平均線)
195.000(大台)
194.815(1/6安値)
194.636(1/3安値)
194.294(-1σ)
194.200(1/2安値、50週移動平均線)
194.134(日足・一目均衡表先行スパン上限)

《10:40》
《11:05、テクニカルライン追記》


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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