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マネパ為替分析 日刊レポート

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“神経質な乱高下”が待っている…!?

2024年06月28日

◆ そして“161円台”に到達…!

「日米金利格差は当面高水準を維持」との見方は継続する中、“ドル買い”は継続しています。
一方で「円買い介入」への警戒感は払拭されないまま、“円売り”は抑制されている印象があります。
もっとも「仏総選挙」を控えた対ユーロでは“円売り”が継続しているように、やや“前者”が上回っているのが実状といえます。
このため「160円ラインを巡る攻防戦」から「160円台での攻防戦」へと移行した印象はあるものの、実質的には“高止まり”となっています。
そして「米大統領選・テレビ討論会」が始まった本日東京タイム序盤には、到頭“161円台”へ駆け上がるに至っています。


◆ ただ結果次第で“180度変わる”…? - 米PCEコア・デフレータ

こうした中、いよいよ本日はFRBが重要視する「PCEコア・デフレータ」が予定されています。
事前予想は“やや鈍化(前月比+0.1%/前年比+2.6%)”ですので、ここからの乖離具合はポイントということになります。
ただ直近の米インフレ指標(CPI/PPI)ではすでに“鈍化”が示されていましたので、この数値は“織り込み済”と見るのが妥当ということになります。
そうなると“下振れ or そこまで鈍化しない”の有無で、180度方向性が変わってくる展開を想定せざるを得ない…?

週末・四半期末というスケジュール感に加えて、先ほど「神田財務官退任」との財務省人事も報じられました。
「米早期利下げ観測の有無」で揺れ動き、しかしながら「円買い介入」への警戒感は残りますので、“神経質な揺れ動き(乱高下)”と見るべき局面といえるかもしれませんね。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

162.700(86/12/23高値)
162.000(大台)
上値5:162.507(ピボットハイブレイクアウト、+2σ)
上値4:161.450(86/12/24-25高値)
上値3:161.165(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:160.963(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:160.869(6/26高値《年初来高値》)
前営業日終値:160.762
下値1:160.419(ピボット1stサポート)
下値2:160.278(6/27安値)
下値3:160.046(6/24~6/26の38.2%押し、ピボット2ndサポート、大台)
下値4:159.875(ピボットローブレイクアウト)
下値5:159.792(6/24~6/26の50%押し)
159.696(+1σ)
159.609(6/26安値、6/12~6/26の23.6%押し)
159.537(6/24~6/26の61.8%押し)
159.327(日足・一目均衡表転換線)
159.191(6/25安値、6/24~6/26の76.4%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

108.000(大台)
107.933(大台、5/1~5/29-6/4の100%返し)
107.840(07/11/1高値)
上値5:107.482(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:107.387(+2σ)
上値3:107.270(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:107.140(07/11/7高値)
上値1:107.058(6/27高値《年初来高値》、ピボット1stレジスタンス、大台)
前営業日終値:106.876
下値1:106.649(6/27安値、6/25~6/27の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値2:106.493(6/25~6/27の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:106.359(6/25~6/27の61.8%押し)
下値4:106.240(6/17~6/27の23.6%押し、6/25~6/27の76.4%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値5:106.133(+1σ)
105.981(6/26安値、大台)
105.927(6/25安値)
105.734(6/17~6/27の38.2%押し)
105.540(日足・一目均衡表転換線)
105.470(6/21安値)
105.335(6/20安値、6/17~6/27の50%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

206.501(08/8/15高値)
206.172(08/8/18高値)
206.000(大台)
205.355(08/8/19高値)
205.129(08/8/20高値)
205.000(大台)
204.581(08/8/22高値)
204.000(大台)
203.767(08/8/25高値、+2σ)
203.380(6/27高値《年初来高値》)
前営業日終値:203.224
203.000(大台)
202.497(6/27安値)
202.418(6/26安値)
202.328(6/14~6/27の23.6%押し、+1σ)
201.965(6/25安値、6/4~6/27の23.6%押し、大台)
201.802(日足・一目均衡表転換線)
201.677(6/14~6/27の38.2%押し)
201.111(6/24安値、6/14~6/27の50%押し)
201.018(6/4~6/27の38.2%押し、大台)
200.811(20日移動平均線)
200.626(6/14~6/27の61.8%押し)
200.396(6/19安値、6/21安値、日足・一目均衡表基準線)
200.288(6/4~6/27の50%押し)
200.021(6/18安値、大台)
199.975(6/14~6/27の76.4%押し)
199.558(6/4~6/27の61.8%押し)
199.312(-1σ)
199.067(6/17安値、大台)

《11:00》
《11:50、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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