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マネパ為替分析 日刊レポート

コラム連載 終了のお知らせ

マネーパートナーズによるコラム連載は、2025年2月28日をもちまして終了させていただくこととなりました。
各連載の最終回は次の日付となります。

実践トレーディング 2月28日夕版
マネパ為替分析 日刊レポート 2月28日
外貨投資 転ばぬ先の智慧 2月17日[終了]
YEN蔵の外国為替見聞録 2月17日[終了]
今週の為替相場、武市はこう見る 2月25日
為替大観 2月26日
暗号資産レポート 2月28日夕版
ゴールドレポート 2月28日夕版

最新の記事

「上値では叩かれる」…!?

2025年02月21日

◆ 「真空地帯」を難なくクリア… - “149円前半”へ急落

「日銀早期利上げ観測」が継続する中、昨日は「弱めの米経済指標」等を背景に米10年債利回りが“低下(→4.48%)”しました。
このため円が主要通貨に対して“最強通貨”の地位に上り詰めたのに対して、ドルは“最弱通貨”の地位に甘んじています。
こうしていわゆる「真空地帯」をすんなりと突き抜けたドル円は、“大台(150円ライン)”を下回ると“24/12/6以来水準(149.395円)”へと値を落としています。

この下げ幅は“24/11/27以来最大(2.028円)”でしたので、まさに“急落”といっていい動きだったといえます。
その分だけ“下落往き過ぎ感”は台頭しやすく、「日本3連休を控えた週末」というスケジュール感を踏まえると、目先は“巻き戻し”先行と考えるのが妥当なところです。


◆ 目先“巻き戻し”先行とは見るが…?

ただし前記した“昨日安値付近”に主だった下値メドは見当たらず、次なるは“24/12/3安値(148.636円)”というのが実状でもあります。
それでいて「日銀追加利上げ観測」を後押しする材料は続く一方で、「米景気減速」を示す経済指標も目立ちつつあります。
そうなると“円買い(戻し)”には“一定以上の安心感”が台頭しやすいと見られる中、過熱感のみで“底打ち→反発”を期待するのはやはり無理があるといわざるを得ない・・・?

スケジュール感+過熱感を踏まえた“巻き戻し”が先行するとは見ますが、やはり「上値では叩かれる」と見つつ、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

151.423(2/20高値、2/12以降の下落に対するの38.2%戻し)
151.190(-1σ)
151.098(週足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
上値5:150.883(ピボット1stレジスタンス)
上値4:150.766(月足・一目均衡表転換線)
上値3:150.580(2/12以降の下落に対するの23.6%戻し)
上値2:150.335(20月移動平均線)
上値1:150.000(大台)
前営業日終値:149.599
下値1:149.352(24/12/6安値、2/20安値、-2σ)
下値2:149.227(週足・一目均衡表基準線)
下値3:149.000(大台)
下値4:148.855(ピボット1stサポート)
下値5:148.636(24/12/3安値)
148.401(24/10/11安値、100週移動平均線)
148.328(24/10/10安値)
148.111(ピボット2ndサポート)
148.020(24/10/9安値、大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

97.273(2/13高値)
97.143(+1σ)
96.999(2/14高値、大台)
96.838(2/17-18高値、2/12~2/20の76.4%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
96.760(2/19高値、週足・一目均衡表転換線)
上値5:96.502(日足・一目均衡表基準線、2/12~2/20の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:96.324(2/12~2/20の50%戻し)
上値3:96.202(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
上値2:96.071(2/20高値、2/12~2/20の38.2%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:96.000(大台)
前営業日終値:95.772
下値1:95.592(-1σ)
下値2:95.321(2/20安値、ピボット1stサポート)
下値3:95.077(2/11安値)
下値4:94.977(2/10~2/12の76.4%押し、ピボット2ndサポート、大台)
下値5:94.817(-2σ)
94.622(ピボットローブレイクアウト)
94.251(2/10安値)
94.000(大台)
93.885(24/9/16安値)
93.590(24/9/11安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

193.163(2/4高値、週足・一目均衡表先行スパン下限、+1σ)
193.045(2/13高値、大台)
192.903(週足・一目均衡表転換線)
192.507(2/14高値)
192.133(2/19高値)
191.946(2/18高値、2/13~2/20の76.4%戻し、大台)
191.763(週足・一目均衡表基準線)
191.379(2/13~2/20の61.8%戻し)
191.199(20日移動平均線)
191.000(大台)
190.865(2/13~2/20の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
190.585(2/20高値、20月移動平均線)
190.351(2/13~2/20の38.2%戻し)
190.000(大台)
189.714(2/13~2/20の23.6%戻し)
前営業日終値:189.552(-1σ)
189.000(大台)
188.685(2/20安値)
188.000(大台)
187.719(100週移動平均線、-2σ)
187.247(2/11安値)
187.000(大台)
186.862(2/10安値)
186.000(大台)
185.823(24/9/18安値)

《10:55》
《11:45、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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