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マネパ為替分析 日刊レポート

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少し早かったが、“巻き戻し”の時は近い…!?

2019年11月15日

◆“調整色”はさらに進行… - 108円前半へ続落

少し早かった…?

『米中協議、第一段階の合意取りまとめで難航』との英フィナンシャルタイムズ紙報道を機に、“調整色”はさらに強まりました。
「中国鉱工業生産/小売売上高」がいずれも弱めだったことも、こうした動きに拍車をかけた印象があります。
「米PPI」は予想を上回ったものの、「実需絡みのドル買いオーダー(108.60-50円)」をこなしたドル円は、小幅なストップロスを絡めながら“108.234円”へと続落しました。

一方で『(米中は)何らかの形で合意実現』との楽観論も、根強いものがあります。
このため“ガタっと崩れる”といった展開にはつながっておらず、NYダウの“持ち直し(一時は100ドル超安→ほぼ前日と変わらず)”に引っ張られる格好で、ドル円も“下げ渋り”に転じました。


◆それでも、ほんの少し“ポジティブ”が流れるだけで…?

引き続き「米中協議を巡る不透明感」がテーマとなるだけに、本日も“上値が重い”を強いられる展開は覚悟しておくべきかもしれません。
しかしほんの少しでも「ポジティブなヘッドライン」が流れるようなことがあれば、“巻き戻し→急反発”は必至と見られる局面でもあります。
そんな状況下、“さらなる下値”を模索し続けるような愚行を続けるだろうか…?

“108.60-50円”は割り込んでしまいましたが、“50日移動平均線(本日は108.204円)”で支えられて反発した形状は、テクニカル的には「“崩れた”とはいえない」のが実状です。
ヘッドライン次第ではありますが、「“調整色”はまもなく“巻き戻し”へ…」と見て、神経質な週末に対峙したいところです。


◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.148(11/13高値、50週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.002(200日移動平均線、+1σ、大台)
上値3:108.860(11/14高値、日足・一目均衡表転換線)
上値2:108.746(20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:108.664(日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:108.417(月足・一目均衡表転換線、-1σ)
下値1:108.234(11/14安値、50日移動平均線)
下値2:108.147(ピボット1stサポート、11/4安値)
下値3:108.000(大台、10/3~11/7の50%押し、週足・一目均衡表転換線、-2σ)
下値4:107.886(11/1安値、ピボット2ndサポート)
下値5:107.688(100日移動平均線) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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