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マネパ為替分析 日刊レポート

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そして上値模索は“一旦後退”…!?

2024年04月18日

◆ ようやく一服 - “154円台”は変わらないが…

介入催促相場は続いているものの、昨日は『過度の市場変動なら為替介入を容認』とIMFから援護射撃が入りました。
また日・米・韓財務相会合では『急速な円安・ウォン安を懸念』『為替について緊密に協議』との共同声明が出されたこともあり、“上値の重さ”が意識されました。
こうして“キリ番(155円)”を窺い続けてはいるものの、“年初来高値(4/16:154.785円)”にはわずかに届かずに押し戻されました。
順調に消化された米20年債入札を背景に、米10年債利回りが緩やかに低下(→4.57%)したことも、“利益確定売り”を誘ったと見られるところです。


◆ こうなると目先は「材料出尽くし」…?

「日米金利格差」は如何ともしがたく、ファンダメンタルズからは“ドル売り”に転じる展開は想定しづらい状況といえます。
ただ「一旦の材料出尽くし」が意識される中、目先は“上値の重さ”も想定せざるを得ないのが実状でもあります。
「円買い介入(それも実弾介入)」に関して、それほど“確度”は上がっていないと考えますが、こうなってくると目先は短期筋も「上値模索は手控える」といった可能性を意識せざるを得ない…?

方向感としてはまだ“上方向”とは考えますが、“155円突破”に向けた動き(仕掛け?)については“一旦後退”と見たいところです。
もっともそれで“頭打ち→反落”に転じるとは見ませんが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

156.980(90/5/11高値、大台)
155.870(90/6/25高値)
上値5:155.450(90/6/26高値)
上値4:155.270(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:155.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:154.785(4/16-17高値《年初来高値》、+2σ)
上値1:154.692(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:154.383
下値1:154.153(4/17安値、ピボット1stサポート)
下値2:154.000(大台)
下値3:153.890(4/16安値、4/12~4/16の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:153.688(4/12~4/16の50%押し)
下値5:153.524(+1σ、ピボットローブレイクアウト)
153.429(4/12~4/16の61.8%押し)
153.263(4/5~4/16の38.2%押し)
153.177(日足・一目均衡表転換線)
153.038(4/15安値、大台)
152.763(4/11安値、4/5~4/16の50%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

100.805(4/9高値《年初来高値》)
100.647(4/10高値)
100.511(-2σ)
100.234(4/11-12高値)
100.154(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:100.015(4/15高値、4/9~4/16の61.8%戻し、大台)
上値4:99.905(+1σ)
上値3:99.849(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:99.721(4/9~4/16の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値1:99.534(4/17高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:99.337(20日移動平均線)
下値1:99.036(日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート、大台)
下値2:98.963(4/17安値)
下値3:98.853(週足・一目均衡表転換線)
下値4:98.707(ピボット2ndサポート)
下値5:98.587(4/3安値、4/16安値、50日移動平均線)
98.451(ピボットローブレイクアウト)
98.253(4/2安値)
98.166(3/28安値)
98.000(大台)
97.662(日足・一目均衡表先行スパン上限、100日/20週移動平均線)
97.564(3/19安値)
97.247(3/13安値、3/15安値、日足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表基準線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

195.269(15/8/18高値)
195.034(15/8/19高値、大台)
194.530(15/8/20高値)
194.000(大台)
193.756(15/8/21高値)
193.533(3/20-21高値《年初来高値》)
193.000(大台)
192.912(4/10高値)
192.842(4/17高値、+2σ)
前営業日終値:192.267
192.187(+1σ)
192.000(大台)
191.648(4/16-17安値)
191.535(20日移動平均線)
191.454(日足・一目均衡表転換線)
191.060(日足・一目均衡表基準線、大台)
190.916(-1σ)
190.755(週足・一目均衡表転換線)
190.596(50日移動平均線)
190.392(4/15安値)
190.281(-2σ)
189.995(4/12安値、大台)
189.536(3/18-19安値)
189.331(日足・一目均衡表先行スパン上限)

《10:40》
《11:30、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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