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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年03月30日(月)]

2020年03月30日

「現金化に伴うドル需要」が緩む中、先週は「新型コロナウイルスの感染拡大」が再びテーマ化しました。
週央(3/25)の“111.674円”を境にして、ドル円は急速に値を落としています。

今週は数多くの「米3月経済指標」が予定されていますが、激増となった「米新規失業保険申請件数(3/26:28.2万件→328.3万件)」の影響もあるなど、事前予想は芳しくありません。
このため「2兆ドルの米経済対策」が先週末に成立したものの、“それだけでは不十分”との見方(思惑)が台頭しないとも限りません。
さらに米国の感染者数が「イタリアを上回った」ことで、ウイルス感染の中心地が移行(欧州→米国)した可能性もあるだけに、ドルの足を引っ張る可能性も否めないところです。

それでも現在の“上を下への乱高下”というのは、「(年度末/期末/月末を控えた)特殊要因」との疑念も拭えないものがあります。

今朝方の下落にて、“107円ライン”、さらに“3/12~3/24の50%押し(107.392円)”が下値メドとしてクローズアップされつつあるのは事実です。
しかしマーケットには、「テーマが変わりやすい」という特性もあります。
つまり“割り込む”という可能性はゼロではありませんが、このまま“下値追い加速”というのも…?

「リスク回避姿勢」というのは、本来は“円買い”と共に“ドル買い”を促す要因になります。
その“ドル買い”が機能しておらず、現在の下落(円買い+ドル売り)につながっているわけですが、前記したように「(ドル売りは)特殊要因」との疑念も拭えません。
シナリオに狂いが生じているだけに“いったん様子見”とはしたいところですが、“過度な悲観論は禁物”との見方は維持したいところです。



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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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