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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2022年1月24日(月)]

2022年01月24日

「米金融正常化」を見越した警戒感から、先週は株安が進行しました。
一方で19日には米10年債利回りが一時“1.90%”に到達したものの、その後はビッグイベントを控えたポジション調整から低下しています。
このため“株安→リスク回避→円買い”のみならず、“金利低下→ドル売り”も並行する格好となり週末には一時“113.605円”へと押し下げられました。
もっとも「米株安に歯止め」がなかなかかからない状況から「このまま“タカ派寄り”を貫けるかは微妙」との見方も存在しており、“一方向への動意”は限定されているのが実状といえます。

こうした中で今週は、そのビッグイベント(FOMC)が行われます。
「3月利上げ」「早い時期のバランスシート縮小」を示唆するとの見方がもっぱらですが、前記したように「米株安に歯止め」がなかなかかからない状況が続いています。
このためブラックアウト期間前に発せられた“タカ派寄り”発言は、自ずと修正される可能性が考えられるところです。
少なくとも“さらなるタカ派寄り”が示されなければ、“想定したほどタカ派寄りではない”との認識が高まる可能性は十分といえます。
そうなると金利面では“ドル売り”が加速しかねない反面、現在のマーケットをけん引する“リスク回避→円買い”は巻き戻される可能性は高いということに…?

「新型コロナ(オミクロン株)の爆発的な感染拡大」のみならず、「ウクライナ情勢悪化」と、ブラックアウト期間中にマーケットを巡る様相は様変わりしました。
もちろん結果次第であり、感染拡大の影響は「今後の米経済指標で確認」ということになるのでしょうが、少なくとも「“タカ派寄り”となる可能性は低い」と見ながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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