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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2019年11月11日(月)]

2019年11月11日

まずまずの結果となった「米雇用統計」は、ドル円の下値を支えました。
何より先週は「米中懸念の緩和」が台頭したことで、リスク選好姿勢が先行しました。
「最終関門(200日移動平均線:109.03円水準)」を突破したドル円は、「ネックライン(8/1高値:109.315円-10/30高値:109.284円)」をも上回り、7日には“109.485円”へと駆け上がっています。

一方で、「緩和」の背景になった「米中の第1段階合意」に関しては、大きな進展が見られていません。
このため“期待感”のみのマーケットは動きが鈍く、“ヘッドラインに振り回される”といった展開を続けています。
本稿執筆時は“膠着”が先行、幾分“利益確定売り”といった動きとなっています。

「米中の第1段階合意」に関しては“成り行き”を見守るしかありませんが、ただ“下値が限定的”であるのも事実です。
そして「トランプ大統領のネガティブ発言(対中関税撤回で合意していない)」が跳び出しても、米10年国債利回りが“1.95%付近”へ反発、NYダウは“史上最高値更新”を見せているように“リスク回避姿勢”に傾斜しているわけでもありません。
テクニカル的にも“200日移動平均線(先週末は109.031円)”にサポートされており、さらに「一旦の利下げ打ち止め」が示唆される中、今週は「パウエルFRB議長の議会証言」も予定されています。

引き続き「米中の第1弾合意」を巡るヘッドラインには振り回されると見られますが、“大きくは崩れない”“押したところは買いチャンス”と見て、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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