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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年08月03日(月)]

2020年08月03日

一言でいうと、先週は“ドル売り”の1週間だったといえます。
特に「米・欧の経済格差(コロナ禍の影響度)」が大きく、主に“(対ユーロでの)ドル売り”が進行したことで、ユーロドルは“1.19ドル台”へと駆け上がり、そしてドル円は“104.182円”へと売り込まれていきました。

一方で「何が何でもドル売り」という“無理やり感”もあり、週末・月末に伴う「利益確定」が入ると、その後は“壮絶な買い戻し”へとつながりました。
週末(31日)にユーロドルは“(高値から)150pips弱”の急反落を演じ、ドル円は“(安値から)180pips(1円80銭)強”の急反発を見せ、“106円台”へと一気に押し戻されていきました。

ファンダメンタルズが「変わっていない」ことを考えれば、“上値が重い”が露呈すれば、再び“戻り売り”へと傾斜する可能性は否めないところがあります。
一方で、先週末の急反発では「長大陽線」を描いたことで、テクニカル的には“もう一段の巻き戻し”も十分に期待されるところです。

月初ということもあり、今週は「様々な米経済指標」が予定されています。
ここで“予想を大きく下回る”といった事態となれば、再び「米景況の先行き不安」が頭を擡げてもおかしくないところです。
しかし前記「何が何でも“ドル売り”」の過程の中で、かなりの部分は“織り込んだ”と見るのが自然な状況でもあります。

先週末の動きを鑑みると、「ドル買いの投げ売り→ドル売りの踏み上げ(ショートカバー)」といった構図が見て取れます。
つまり「相応のドル売りポジションが捕まった」と考えるのが自然であり、それでいて短時間+一気という動きを考えれば「全てのポジションが踏まされた」と見るのは些か早計…?

“戻り売り”を警戒しながらにはなりますが、再度“(押したところは)買い拾い”へと戻して、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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