◆ “神経質な揺れ動き”も… - 結局“161円台”

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引き続き“下値は堅いが、上値も重い”を地で往く展開…!?

2024年07月04日

◆ “神経質な揺れ動き”も… - 結局“161円台”

昨日も“年初来高値を更新(161.951円)”する場面が見られるなど、「円売り安心感」は根強いものがありました。
ただし“162円回復”には至っておらず、その後は“利益確定売り”が上値を押さえています。
一方で注目の米経済指標は「経済減速」を示す内容が多く、「早期利下げ観測」は再燃しつつあります。
このためNYタイムには米10年債利回りが“急低下(→4.33%)”する場面が見られ、つれてドル円も“160.766円”へと下落する場面が見られました。
ただ冒頭で記した「円売り安心感」は根強く、すぐさま“161円後半”へと押し戻されて、昨日の取引を終えています。


◆ さらに本日は“同様の展開”を意識せざるを得ない…?

こうして“下値は堅いが、上値も重い”を地で往く展開の中、ドル円は“神経質な揺れ動き”を強いられているのが実状といえます。
特に本日は「米国休場(独立記念日)」となるだけに、こうした動きはさらに強まると見るのが自然といえます。
“積極的な売買”が手控えられ、“一方向への動意”につながる展開も期待薄…。
それでいて場合によっては“もう一段の利益確定売り(ポジション調整)”が入らないとも限りませんが、「円売り安心感」は如何ともしがたいものがある…。

波乱要因となり得るのは「英総選挙」ですが、開票作業は“明日(6日)”という時間軸を踏まえれば、材料視されづらいと見るのが妥当でもあります。
テクニカル的には“上昇往き過ぎ”が明確なドル円ですが、「円売り安心感」を背景にして、本日も“下値は堅いが、上値も重い”と見ておくべきかもしれませんね。
“神経質な揺れ動き”を想定しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

163.373(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:163.000(大台)
上値4:162.835(+2σ)
上値3:162.700(86/12/23高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:162.188(ピボット1stレジスタンス)
上値1:161.951(7/3高値《年初来高値》、大台)
前営業日終値:161.714
下値1:161.372(7/3安値後の38.2%押し)
下値2:161.266(7/2安値、7/3安値後の50%押し)
下値3:161.141(7/3安値後の61.8%押し)
下値4:161.000(大台、ピボット1stサポート)
下値5:160.892(+1σ)
160.730(7/1安値、7/3安値、6/24~7/3の38.2%押し水準)
160.333(6/24~7/3の50%押し、6/12~7/3の23.6%押し、日足・一目均衡表転換線)
160.262(6/28安値、ピボット2ndサポート)
159.951(6/24~7/3の61.8%押し、大台)
159.818(ピボットローブレイクアウト)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

109.693(ピボットハイブレイクアウト)
109.543(91/3/28高値)
109.317(91/3/29高値)
上値5:109.142(91/5/9高値)
上値5:109.098(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:108.978(+2σ、大台)
上値5:108.765(ピボット1stレジスタンス)
上値5:108.502(7/3高値《年初来高値》)
前営業日終値:108.435
下値1:108.000(大台)
下値2:107.839(ピボット1stサポート、6/25~7/3の23.6%押し)
下値3:107.575(7/3安値、6/25~7/3の38.2%押し)
下値4:107.331(+1σ、6/17~7/3の23.6%押し)
下値5:107.244(7/2安値、6/25~7/3の50%押し、ピボット2ndサポート)
107.043(日足・一目均衡表転換線、大台)
106.911(6/25~7/3の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)
106.627(6/17~7/3の38.2%押し)
106.557(6/28安値、6/25~7/3の76.4%押し)
106.048(6/17~7/3の50%押し)
105.981(6/26安値、大台)
105.927(6/25安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

210.595(08/8/12高値)
210.000(大台)
209.000(大台)
208.000(大台)
207.290(08/8/13高値)
207.000(大台)
206.501(08/8/15高値)
206.172(08/8/18高値、7/3高値《年初来高値》)
前営業日終値:206.058(+2σ、大台)
205.000(大台)
204.616(7/3安値)
204.457(6/14~7/3の23.6%押し)
204.050(6/4~7/3の23.6%押し)
203.993(+1σ、大台)
203.878(7/2安値)
203.639(日足・一目均衡表転換線)
203.400(6/14~7/3の38.2%押し)
203.354(7/1安値)
203.000(大台)
202.740(6/4~7/3の38.2%押し)
202.570(6/28安値、6/14~7/3の50%押し)
202.497(6/27安値)
202.418(6/26安値)
202.041(20日移動平均線、大台)
201.965(6/25安値)
201.682(6/4~7/3の50%押し、6/14~7/3の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線)

《10:55》
《11:45、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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