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“臨機応変”“決め打ち厳禁”を心掛けながら…!?

2024年11月06日

◆“巻き戻し”はもう一段進行… - 一時“151円半ば”

「トランプトレードの巻き戻し」は昨日も継続し、ドル円は一時“151.337円”へと値を落とす場面も見られました。
ただ「米大統領選」の投票が進む中、“巻き戻し”を超えた動きに発展することはありませんでした。
なお昨日発表のISM非製造業景況指数は“22年11月以来最高(56.0)”を記録しましたが、そこまで大きな反応にはつながっておりません。


◆ すでに「トランプトレード」は再開しているが…

このため「米大統領選の開票速報」を背景に“乱高下”といった展開を、想定せざるを得ないところです。
本稿執筆時はすでに「トランプ氏優勢(トランプトレード再開)」との見方から“153円台(高値は153.269円)”へ駆け上がっていますが、こればっかりは“ヘッドライン次第(一喜一憂)”といわざるを得ない…?


◆ “時間がかかる”を前提に…!?

勝敗のカギを握るのは「激戦州7つ(ジョージア・ノースカロライナ・ペンシルベニア・ミシガン・ウィスコンシン・アリゾナ・ネバダ)」ですが、どこも拮抗しているとされています。
結果に偏りが見られれば“早々に決着”となる可能性がある反面、そうでなければやはり“時間がかかる”と見ざるを得ない…?

マーケットは“思惑主導”で動きますので、“臨機応変”が基本ということになります。
そして「選挙は水物(蓋を開けるまでわからない)」を頭の片隅に残しつつ、“決め打ちはしない”を心掛けながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※米大統領選・開票速報が流れていますので、さらに値幅を拡大しております。

155.988(7/24高値、大台)
155.214(7/30高値)
155.000(大台)
154.484(+2σ)
154.000(大台)
153.892(7/31高値、10/28-29高値)
153.632(10/31高値)
153.536(ピボットハイブレイクアウト)
153.093(11/1高値)
上値5:153.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:152.857(+1σ)
上値3:152.561(11/4-5高値、日足・一目均衡表転換線)
上値2:152.388(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
上値1:152.000(大台)
前営業日終値:151.613(200日移動平均線)
下値1:151.337(11/5安値、20日移動平均線)
下値2:151.118(ピボット1stサポート)
下値3:150.986(10/23安値、大台)
下値4:150.611(10/8~10/28の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:150.493(10/22安値)
150.266(100日移動平均線)
150.000(大台)
149.909(ピボットローブレイクアウト)
149.840(10/8~10/28の61.8%押し、20週移動平均線)
150.766(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
150.355(50週移動平均線)
149.601(-1σ)
149.201(9/30~10/28の38.2%押し)
149.093(10/21安値)
149.000(大台)
148.838(10/15-16安値)
148.719(週足・一目均衡表先行スパン下限)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

103.109(7/24高値)
103.000(大台)
102.018(7/11~8/5の61.8%戻し、大台)
101.881(ピボットハイブレイクアウト)
101.771(7/30高値)
上値5:101.688(10/23高値)
上値5:101.533(10/28高値)
上値5:101.403(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:101.298(+2σ)
上値5:100.964(10/31高値、11/5高値、+1σ、ピボット1stレジスタンス、大台)
前営業日終値:100.628
上値1:100.490(200日/100日/20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
上値2:100.273(週足・一目均衡表先行スパン上限、20週移動平均線)
上値3:100.188(日足・一目均衡表基準線、-1σ、ピボット1stサポート)
下値4:100.002(11/4-5安値、大台)
下値5:99.832(11/1安値)
99.748(週足・一目均衡表基準線、50週移動平均線、月足・一目均衡表転換線、-2σ、ピボット2ndサポート)
99.546(10/31安値)
99.438(10/16安値)
99.286(ピボットローブレイクアウト)
99.088(10/8安値)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

202.000(大台)
201.497(7/11~8/5の76.4%戻し)
201.169(7/24高値)
201.000(大台)
200.000(大台)
199.807(10/30高値、+2σ)
199.000(大台)
198.904(10/31高値)
198.758(10/30~10/31の76.4%戻し)
198.370(11/1高値)
198.198(+1σ)
198.000(大台)
197.871(11/5高値)
前営業日終値:197.715
196.963(11/5安値、大台)
196.638(20日移動平均線)
196.507(11/4安値)
196.000(大台)
195.781(11/1安値)
195.361(10/31安値)
195.106(10/22安値、100日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
195.000(大台)
194.939(-1σ)
194.841(20週移動平均線)
194.686(9/30~10/30の50%押し)
194.568(10/21安値)
194.216(200日移動平均線)
194.103(週足・一目均衡表基準線)
194.000(大台)
193.835(10/17安値)
193.699(10/16安値)
193.579(10/10安値)
193.477(9/30~10/30の61.8%押し)
193.310(-2σ)

《11:05》
《11:55、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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