◆ 典型的な“動意薄”・・・ - “157円ライン”を挟んで…
“4.625%”へ上昇した米10年債利回りに引っ張られる格好で、“157.387円”へとさらに上値を伸ばしたドル円。
しかし「クリスマス休暇絡み」で独が“休場”、米・英の株式/債券市場は“短縮取引”という影響もあり、“動意・方向感ともに乏しい”展開を強いられています。
このため「米5年債入札」は“順調”に消化され、“需給悪化→不調”との見方は巻き戻されましたが、“157円ライン”を挟んだ小幅揺れ動きに終始しています。
◆ 本日は“輪をかけて”が基本だが・・・?
本日は「クリスマス本番」となるだけに、昨日に輪をかけた“動意・方向感の乏しさ”が想定されるところです。
このため“動きづらい(動意薄)”を主体に考えざるを得ませんが、ただ本日は「植田日銀総裁講演」が予定されています。
先週の「日銀会合」では“ハト派寄り据え置き”との見方が台頭しただけに、“それを堅持 or 幾分修正”の度合い次第では“方向性が180°変わる”展開も想定せざるを得ないところです。
それまでは“待ちのムード”が強まりそうであり、基本的には“動意薄”とも考えますが、極端に“流動性が低下する”状況でもあります。
“円主導”での揺れ動きには、十分注意しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
158.623(7/17高値)
上値5:158.538(+2σ)
上値4:158.000(大台)
上値3:157.921(12/20高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:157.635(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:157.387(12/24高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:157.137
下値1:157.000(大台)
下値2:156.890(12/24安値、12/20~12/24の38.2%押し水準、ピボット1stサポート)
下値3:156.673(12/20~12/24の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:156.504(12/20~12/24の61.8%押し)
下値5:156.392(ピボットローブレイクアウト)
156.286(12/23安値、12/23安値後の76.4%押し)
155.959(12/20安値、大台)
◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン
98.686(100日移動平均線)
上値5:98.538(日足・一目均衡表基準線、20週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:98.403(12/20高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:98.176(12/24高値)
上値2:98.103(+1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値1:98.000(日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
前営業日終値:97.899
下値1:97.748(12/24安値、ピボット1stサポート)
下値2:97.641(12/23安値)
下値3:97.513(ピボット2ndサポート)
下値4:97.438(12/20安値、20日移動平均線)
下値5:97.270(日足・一目均衡表転換線、12/19安値後の50%押し、ピボットローブレイクアウト)
97.000(大台)
◆ ポンド円 抵抗・支持ライン
198.939(12/19高値)
198.606(+2σ)
198.193(12/19~12/20の76.4%戻し)
198.000(大台)
197.722(12/19~12/20の61.8%戻し)
197.626(12/24高値)
197.000(大台)
前営業日終値:196.838(週足・一目均衡表先行スパン上限)
196.600(12/24安値)
196.464(日足・一目均衡表先行スパン上限)
196.302(12/23安値)
196.096(+1σ)
196.000(大台)
195.754(12/20安値)
195.385(50日移動平均線)
195.120(200日移動平均線)
195.000(大台)
194.794(12/3~12/19の38.2%押し)
194.065(12/19安値、週足・一目均衡表基準線)
《10:20》
《10:40、テクニカルライン追記》
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