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超えたー!
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マネパ為替分析 日刊レポート

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“円売り”には安心感が漂っているが…!?

2024年06月27日

◆ 到頭“突破”…!

超えたー!
“160円”を巡る攻防戦は、結局“上方向”に軍配が上がりました。

FRB関係者は「米早期利下げに慎重なスタンス」を改めて示すなど、「米早期利下げ観測」はさらに後退した印象があります。
このためジワリジワリと“ドル買い”が進行する一方で、警戒される「円買い介入」は昨日も入ることはなく、「仏総選挙(30日)」を控えるユーロに対しても“円売り”は進行する格好となりました。
こうして欧州タイムに“160円台”を突破したドル円は、“年初来高値(4/29:160.197円)”をも上回りました。
その後は『為替介入を含め、いつでもできるように準備』との神田財務官発言にて値を落とす場面も見られましたが、結局は“1986年12月以来の高値(160.869円)”へと駆け上がっています。


◆ ただリスクは“上”ではなく、逆に“下”と見るべき…?

こうして“上放れた”格好となるドル円ですが、「円買い介入」への思惑は根強いものがあります。
このためジワリジワリとした“上値模索”にならざるを得ない中、「神田財務官留任の有無」というイベントが控えています。
もし交代となれば“円売り”が加速する可能性が指摘されるものの、その後に昇格が有力視される三村国際局長が「円買い介入」を実施すれば効果は倍増…?

「米大統領選・テレビ討論(27日)」「米PCEコア・デフレータ(28日)」という米主要イベントも控える中、“見極めたい”との思惑他経ちやすい以上、加速度的な“ドル買い(円売り)”は手控えられると考えたいところです。
見誤ってばかりですが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

162.539(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:162.000(大台)
上値4:161.704(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:161.450(86/12/24-25高値)
上値2:161.279(ピボット1stレジスタンス)
上値1:161.000(大台、+2σ)
前営業日終値:160.854
下値1:160.360(6/24~6/26の23.6%押し)
下値2:160.046(6/24~6/26の38.2%押し、大台、ピボット1stサポート)
下値3:159.792(6/24~6/26の50%押し)
下値4:159.609(6/26安値、6/12~6/26の23.6%押し)
下値5:159.537(6/24~6/26の61.8%押し)
159.353(+1σ)
159.191(6/25安値、ピボット2ndサポート、6/24~6/26の76.4%押し)
159.000(大台、日足・一目均衡表転換線)
158.899(6/12~6/26の38.2%押し)
158.714(6/24安値、ピボットローブレイクアウト)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

108.243(ピボットハイブレイクアウト)
108.000(大台)
107.933(大台、5/1~5/29-6/4の100%返し)
上値5:107.840(07/11/1高値)
上値4:107.601(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.265(ピボット1stレジスタンス)
上値2:107.140(07/11/7高値、+2σ)
上値1:107.000(大台)
前営業日終値:106.929
下値1:106.565(6/25~6/26の38.2%押し)
下値2:106.443(6/25~6/26の50%押し)
下値3:106.321(6/25~6/26の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:106.165(6/25~6/26の76.4%押し、6/17~6/26の23.6%押し)
下値5:105.981(6/26安値、大台)
105.927(6/25安値、+1σ、6/4~6/26の23.6%押し)
105.673(6/17~6/26の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
105.470(6/21安値)
105.335(6/20安値、日足・一目均衡表転換線、6/4~6/26の38.2%押し、6/17~6/26の50%押し、ピボットローブレイクアウト)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

206.501(08/8/15高値)
206.172(08/8/18高値)
206.000(大台)
205.355(08/8/19高値)
205.129(08/8/20高値)
205.000(大台)
204.581(08/8/22高値)
204.000(大台)
203.767(08/8/25高値)
203.250(+2σ)
203.149(6/26高値《年初来高値》)
前営業日終値:203.002(大台)
202.418(6/26安値)
202.152(6/14~6/26の23.6%押し)
201.965(6/25安値、+1σ、大台)
201.744(6/4~6/26の23.6%押し)
201.535(6/14~6/26の38.2%押し)
201.111(6/24安値、日足・一目均衡表転換線)
201.036(6/14~6/26の50%押し、大台)
200.875(6/4~6/26の38.2%押し)
200.637(20日移動平均線)
200.537(6/14~6/26の61.8%押し)
200.396(6/19安値、6/21安値)
200.173(6/4~6/26の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
200.021(6/18安値、大台)

《10:55》
《11:55、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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