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マネパ為替分析 日刊レポート

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見誤ったばかりだが…、“利益確定売り”先行の局面…!?

2024年06月21日

◆ “ドル買い”再燃 - “159円ライン”へ上昇…

見誤った…。
「そろそろどちらかに放れる」との見方は誤ってはいませんでしたが、想定した“下方向”ではなく、逆に“上方向”に放れるとは…。

予想外の「スイス0.25%利下げ」を背景に、昨日は“ドル買い”が目立ちました。
また米経済指標発表が“概ね弱め”だったものの、ポジション調整売りを背景に米10年債利回りは“一時上昇(→4.29%)”しています。
このため「日米金利格差拡大」を背景にした“ドル買い”も加わり、幅広い通貨に対してドルは上昇する格好となりました。
こうしてポイントと見ていた“6/14高値(158.256円)”を上回ると、その後は“ストップロス”を絡めつつ、“159円手前(昨日高値は158.934円)”へと駆け上がっています。


◆ “もう一段のドル買い”を想定せずにはおれないが…?

今朝方発表された日本CPIは、コアが“伸び拡大(+2.2%→+2.5%)”となったものの、事前予想には届きませんでした。
このため「日銀早期利上げ」への思惑は高まっておらず、“円買い”は希薄といわざるを得ません。
そうなると“もう一段のドル買い”を想定せずにはおれず、事実、本日に入って“159円回復(本稿執筆時までの本日高値は159.127円)”へとさらに上値を伸ばしています。
ただここから先は「円買い介入」への思惑が燻り続けているだけに、“一方通行的な上値模索”は想定しづらい…?

『160円まで介入は入らない』との思惑が一部で台頭しているのは事実ですが、当局としても「160円が防衛ライン」と見なされる事態は避けたいと考えるのが自然です。
そうなると“さらに上(161円台以上)”となる可能性がある反面、“その手前(159円台)”で入るという憶測は拭い難いものがある…?

まだ“頭打ち”を確認できたわけではなく、また“見方を外したばかり”でもありますが、本日は週末でもあります。
上値を追うにしても“おっかなびっくり”しながら…、そうでなければ“利益確定売り先行”と見たいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

160.276(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:160.200(90/4/17高値、4/29高値《年初来高値》)
上値4:160.000(大台)
上値3:159.605(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:159.268(ピボット1stレジスタンス)
上値1:159.049(+2σ、大台)
前営業日終値:158.931
下値1:158.260(ピボット1stサポート)
下値2:158.076(+1σ)
下値3:157.926(6/20安値)
下値4:157.703(6/12~6/20の38.2%押し)
下値5:157.610(6/19安値、ピボット2ndサポート)
157.519(6/18安値)
157.420(日足・一目均衡表転換線)
157.323(6/12~6/20の50%押し)
157.252(ピボットローブレイクアウト)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

107.840(07/11/1高値)
107.140(07/11/7高値)
上値5:107.000(大台)
上値4:106.534(6/4~6/14-6/17の161.8%返し、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:106.244(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:106.000(大台、5/1~5/29-6/4の61.8%返し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:105.908(6/20高値)
前営業日終値:105.771(+2σ)
下値1:105.425(ピボット1stサポート)
下値2:105.335(6/20安値)
下値3:105.131(6/4~6/20の23.6%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:105.015(6/19安値、+1σ、大台)
下値5:104.862(ピボットローブレイクアウト)
104.732(日足・一目均衡表転換線)
104.650(6/4~6/20の38.2%押し)
104.262(6/4~6/20の50%押し、日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

203.767(08/8/25高値)
203.000(大台)
202.849(08/8/26高値)
202.232(08/8/27高値)
202.000(大台)
201.610(6/14高値《年初来高値》、+2σ)
201.386(6/20高値)
前営業日終値:201.150
201.000(大台)
200.865(+1σ)
200.754(6/20安値)
200.396(6/19安値、6/14~6/20の38.2%押し)
200.267(日足・一目均衡表転換線)
200.155(6/14~6/20の50%押し、20日移動平均線)
200.021(6/18安値、大台)
199.864(6/14~6/20の61.8%押し)
199.323(-1σ)
199.184(日足・一目均衡表基準線)
199.067(6/17安値、大台)
198.923(6/14安値、6/4~6/14の61.8%押し)

《10:55》
《11:40、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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