◆ 一時“158円台”に上昇も… - 結局“157円台”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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やはり“一旦一服”と見るべき…!?

2024年06月19日

◆ 一時“158円台”に上昇も… - 結局“157円台”

「仏政局不安」を背景とした“リスク回避姿勢”がさらに緩む中、昨日は「タカ派寄りの豪RBA据え置き」を背景にした“金利選好姿勢”が優勢となりました。
このためドル円は一時“158.222円”へと上昇するなど、“円売り”が目立ちました。

一方で「米小売売上高」が“弱め(+0.1%/前月も△0.2%に下方修正)”となったことで、NYタイム以降は米10年債利回りが“急低下(→4.20%)”つれて“ドル売り”も目立ちました。
こうして再び“157円台”へと押し戻されると、そのままの水準にて昨日の取引を終えています。


◆ 抜け切るには“材料不足”の印象が否めない…?

こうなると上方向に向けたポイントは「“6/14高値(158.256円)”突破の有無」と、そして「終値ベースでの“158円台”維持」ということになってきます。
前記「米年内利下げ」へ思惑は高まりつつあるように見えますが、一方で昨日もFRB要人は「米早期利下げに消極的」な発言を繰り返しています。
そうなると“方向感定まらず”は継続していると見るのが妥当であり、それでいて「米国休場(奴隷解放記念日)」というスケジュールから“流動性低下”は否めないところ…。

昨日の「タカ派寄りの豪RBA据え置き」が動意づくキッカケになったことを踏まえれば、「英CPI&RPI」を機に動き出さないとも限らないという点には注意が必要といえます。
それでも前記「“6/14高値(158.256円)”突破の有無」そして「終値ベースの“158円台”」を注視しつつ、“上値の重さ”を基本としたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

159.000(大台)
158.899(ピボットハイブレイクアウト)
158.545(5/3~5/14-5/16の100%返し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:158.338(+2σ)
上値4:158.256(6/14高値、6/18高値、4/29~5/3の76.4%戻し水準)
上値2:158.192(ピボット1stレジスタンス)
上値1:158.000(大台)
前営業日終値:157.832
下値1:157.613(+1σ)
下値2:157.519(4/18安値、ピボット1stサポート)
下値3:157.156(6/17安値、ピボット2ndサポート)
下値4:156.984(6/12~6/14の50%押し、大台)
下値5:156.893(20日移動平均線)
156.804(6/14安値、ピボットローブレイクアウト)
156.684(6/12~6/14の61.8%押し、日足・一目均衡表転換線)
156.559(6/13安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

107.000(大台)
106.476(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:106.000(大台)
上値4:105.783(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:105.415(13/4/11高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:105.208(13/4/12高値、+2σ)
上値1:105.090(6/18高値《年初来高値》)
前営業日終値:105.033(大台)
下値1:104.642(+1σ)
下値2:104.340(ピボット1stサポート)
下値3:104.145(6/4~6/18の38.2%押し、20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
下値4:104.022(6/18安値、大台)
下値5:103.920(日足・一目均衡表基準線)
103.853(6/4~6/18の50%押し)
103.593(6/17安値、6/4~6/18の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
103.524(6/11安値)
103.272(ピボットローブレイクアウト)
103.069(6/10安値)
102.982(6/7安値、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

203.767(08/8/25高値)
203.000(大台)
202.849(08/8/26高値)
202.232(08/8/27高値)
202.000(大台)
201.610(6/14高値《年初来高値》)
201.250(+2σ)
201.000(大台)
200.845(6/18高値)
前営業日終値:200.584(+1σ)
200.021(6/18安値、日足・一目均衡表転換線、大台)
199.921(20日移動平均線)
199.221(-1σ)
199.067(6/17安値、大台)
198.923(6/14安値、6/4~6/14の61.8%押し水準)
198.545(-2σ)
198.401(6/7安値)
198.331(日足・一目均衡表基準線)
198.000(大台)
197.557(6/5安値)
197.196(6/4安値)

《10:50》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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