◆ “相反する”から揺れ動くも… - 米CPI&FOMC

昨日はいわゆる“往って来い”となりました。

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“下値はしっかり”がより印象付けられた…!?

2024年06月13日

◆ “相反する”から揺れ動くも… - 米CPI&FOMC

昨日はいわゆる“往って来い”となりました。

まず米CPIは“弱め(±0.0%/+3.3%、コアは+0.2%/+3.4%)”となるなど、“インフレ鈍化”が示されました。
このため「米早期利下げ観測」が台頭し、ドル円は“155.712円”へと値を落としています。
一方でFOMCでは“利下げに慎重”な姿勢は変わっておらず、「金利見通し(ドットチャート)」も“引き下げ(年3回→年1回)”られました。
こうしてすぐさま“156.903円”へと持ち直すなど、“上を下へ(昨日は下へ上へですが…)”と揺れ動いたものの、結局は“157円絡み”へと押し戻されて昨日の取引を終えています。


◆ ただ「FOMC」がより意識されやすい…?

こうしてFOMCでは“想定通り”となったものの、その前の米CPIが“想定外”となったことで、“方向感定まらず”は依然として継続しています。
そして「日銀会合」を翌日に控えるスケジュール感を踏まえれば、それまでは引き続き“どっちつかず(膠着)”になりやすいと見られます。
ただし“相反する”結果ではあるものの、マーケットテーマは引き続き「米利下げ時期」ならびに「米年内利下げ回数」と見られます。
そうなると後者の意向がより働きやすいと見るのが妥当なところ…?

冒頭で記したように結果的に“往って来い”になり、“157円絡み”も変わっていませんが、より“下値はしっかり”が印象付けられたと見たいところです。
もっとも後は明日の「日銀会合」の結果次第ということになりますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

158.228(4/29~5/3の76.4%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
157.980(5/1高値、+2σ、大台)
上値5:157.715(5/29-30高値)
上値4:157.468(6/3高値、6/11高値、ピボット1stレジスタンス)
上値3:157.373(6/12高値)
上値2:157.226(+1σ)
上値1:157.000(大台)
前営業日終値:156.739
下値1:156.588(20日移動平均線)
下値2:156.308(6/12安値後の50%押し)
下値3:156.167(6/12安値後の61.8%押し)
下値4:155.998(日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線、大台)
下値5:155.836(-1σ、ピボット1stサポート)
155.712(6/12安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
155.629(6/4~6/11の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

106.000(大台)
105.611(ピボットハイブレイクアウト)
105.415(13/4/11高値)
105.208(13/4/12高値)
105.077(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:105.000(大台)
上値4:104.909(4/29高値《年初来高値》、5/29高値、+2σ)
上値3:104.718(6/3高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:104.620(6/4高値)
上値1:104.543(6/12高値)
前営業日終値:104.415(+1σ)
下値1:104.011(20日移動平均線、大台)
下値2:103.947(6/7~6/12の38.2%押し)
下値3:103.763(6/7~6/12の50%押し、ピボット1stサポート)
下値4:103.678(6/12安値、日足・一目均衡表転換線)
下値5:103.524(6/11安値、6/7~6/12の61.8%押し)
103.465(日足・一目均衡表基準線)
103.347(ピボット2ndサポート)
103.069(6/10安値)
102.982(6/7安値、ピボットローブレイクアウト、大台)
102.845(6/5安値)
102.602(5/13安値、6/4安値)
102.382(5/1~5/29の50%押し、50日移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

205.355(08/8/19高値)
205.000(大台)
205.129(08/8/20高値)
204.581(08/8/22高値)
204.000(大台)
203.767(08/8/25高値)
203.000(大台)
202.849(08/8/26高値)
202.232(08/8/27高値)
202.000(大台)
201.638(+2σ)
201.137(08/8/28高値)
200.946(6/12高値《年初来高値》、大台)
前営業日終値:200.573
200.448(+1σ)
199.942(6/12安値、大台)
199.670(6/11安値)
199.514(6/4~6/12の38.2%押し)
199.397(20日移動平均線)
199.071(6/4~6/12の50%押し、日足・一目均衡表転換線、大台)
198.933(6/10安値)
198.629(6/4~6/12の61.8%押し)
198.401(6/7安値、-1σ)
198.000(大台)
197.557(6/5安値)
197.386(日足・一目均衡表基準線、-2σ)
197.196(6/4安値)
197.000(大台)
196.758(5/17安値)
196.000(大台)

《10:55》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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