◆ 再び“158円台”に上昇も… - 膠着続く

英CPIは“ほぼ予想通り(+2.0%/コア+3.5%)”でしたが、マーケットは" />

FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > マネパの為替分析 日刊レポート > “一旦一服”を“もう一段”進める局面…!?
マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

“一旦一服”を“もう一段”進める局面…!?

2024年06月20日

◆ 再び“158円台”に上昇も… - 膠着続く

英CPIは“ほぼ予想通り(+2.0%/コア+3.5%)”でしたが、マーケットは「英インフレ鈍化は回避」と捉えました。
このため“ポンド買い”が進行し、「金利格差」を背景にした“円売り”が相対的に目立ちました。
一方で「米国市場休場」の影響もあり、“流動性低下”は如何ともしがたいものがあります。
このためドル円は“158円台(高値は158.122円)”へ再び上昇するなど“下値の堅さ”は目立ったものの、ポイントと記した“6/14高値(158.256円)”と超え切るには至らず、“上値の重さ”も引きずったままともいえます。


◆ “約60銭(pips)”をどちらに放れるかの攻防戦…?

「安値切り上げ」が続いていることを踏まえれば、前記“6/14高値(158.256円)”を超え切ることができれば、“ストップロス”を絡めた動意が期待されるところです。
一方でその「安値切り上げ」という流れが崩れるようなことがあると、テクニカル的には“損失確定売り”が進行してもおかしくないということになります。
そうなると前記“6/14高値(158.256円)”を超え切れるか?それとも“昨日安値(157.610円)”を下回るか?によって、方向感は180度変わってくることになる…?

「日銀金融正常化」への道筋がはっきりとしない以上、基本的には“下値の堅さ(円売り)”に大きな変化はないとは考えています。
ただ「米早期利下げ」に消極的な発言こそ相次いでいるものの、“芳しい”とはいいがたい米経済指標が続いている以上、“ドル買い”を推し進めるには心もとない…?

“崩れる”とは思いませんが、やはり目先は“上値の重さ”を基本とした戦略を練りたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:159.000(大台)
上値4:158.782(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:158.545(5/3~5/14-5/16の100%返し、+2σ)
上値2:158.452(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:158.256(6/14高値、6/18高値、4/29~5/3の76.4%戻し水準、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:158.088
下値1:157.744(+1σ、ピボット1stサポート)
下値2:157.610(6/19安値)
下値3:157.519(4/18安値)
下値4:157.428(ピボット2ndサポート)
下値5:157.246(ピボットローブレイクアウト)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.534(6/4~6/14-6/17の161.8%返し)
上値4:106.105(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:106.000(大台、5/1~5/29-6/4の61.8%返し)
上値2:105.795(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:105.632(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.467(+2σ)
下値1:105.159(ピボット1stサポート)
下値2:105.015(6/19安値、大台)
下値3:104.834(+1σ、6/4~6/19の23.6%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:104.686(ピボットローブレイクアウト)
下値5:104.391(6/4~6/19の38.2%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

203.767(08/8/25高値)
203.000(大台)
202.849(08/8/26高値)
202.232(08/8/27高値)
202.000(大台)
201.610(6/14高値《年初来高値》)
201.462(+2σ)
前営業日終値:201.072(大台)
200.728(+1σ)
200.396(6/19安値)
200.279(6/4~6/19の38.2%押し、日足・一目均衡表転換線)
200.021(6/18安値、20日移動平均線、6/4~6/19の50%押し、大台)
199.761(6/4~6/19の61.8%押し)
199.261(-1σ)
199.067(6/17安値、大台)
198.923(6/14安値)
198.525(-2σ)
198.401(6/7安値)
198.331(日足・一目均衡表基準線)
198.000(大台)
197.557(6/5安値)

《10:50》
《11:15、テクニカルライン追記》

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > マネパの為替分析 日刊レポート > “一旦一服”を“もう一段”進める局面…!?