新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント
【トルコ】
トルコとGCC(湾岸協力会議)はFTA(自由貿易協定)の交渉開始を合意した。総額で2.4兆ドル規模となる自由貿易地域の発足に期待が高まる。
USD/TRY 日足BIDチャート
21日のサプライズ利上げを受けて一時31.75リラ付近まで下落したドルリラは先週32.25付近で終了している。押し目の31.70付近がサポートとなり31.70~32.50リラのレンジを予想する。
TRY/JPY 日足BIDチャート
リラ円は利上げを受けて4.744円まで上昇したが、その後4.575円まで下落している。4.75円付近が下落前のサポートレベルで、ここが中期的なレジスタンスになっており、4.45~4.7円のレンジを予想する。
【南ア中銀は政策金利据え置き】
27日の会合で南ア中銀は主要政策金利のレポレートを8.25%に据え置いた。全会一致の決定で金利据え置きは5会合連続、また事前の予想も据え置きだった。
声明では、総合インフレ率が目標レンジの中間点に達するのは2025年末とし、従来の予想から後ずれさせた。その結果、基本的な見通しにおける政策金利の正常化開始時期も遅れるとした。このような声明から従来に比べてインフレ見通しに対するリスクは上方にシフトしたとの観測を示した。
USD/ZAR 日足BIDチャート
ドルランドは戻り高値の19.10付近がレジスタンスとして機能している。18.75~19.10ランドのレンジを予想する。
ZAR/JPY 日足BIDチャート
ランド円は7.6円付近からの上昇トレンドが続いている。7.85円付近に一目均衡表の雲の上限が位置し短期的にはこのレベルがサポートとなり、ここが維持できれば7.85~8.1円のレンジを予想する。
【ペソ堅調な流れが継続】
ロドリゲス・メキシコ中銀総裁はフィナシエロ紙とのインタビューで、中銀の利下げはインフレとの戦いの終了を意味するものではないと語った。次回会合は入手可能なデータ次第との考えを示した。インフレ率に関しては2025年第2四半期にインフレターゲットの3±1%に収まるとの見通しを示した。
USD/MXN 日足BIDチャート
ドルペソは中銀の利下げ後も下落が続いている。ここまでサポートされていた16.65付近が短期的なレジスタンスになっており、ここが抑えられれば16.40ペソへの下落を予想する。
MXN/JPY 日足BIDチャート
ペソ円はここまでレジスタンスになっていた8.9を上抜けして上昇トレンドが継続しています。一目均衡表の転換線が9円付近、基準線が8.94円付近に位置し、これらが短期的なサポートと思われる。9~9.2円のレンジを予想する。
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