◆ さらに下値を模索するも… - 一時“143円半ば”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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「米国債入札」が下値を支える…!?

2024年08月27日

◆ さらに下値を模索するも… - 一時“143円半ば”

先週末の動きは週明けも続き、東京タイム序盤には“143.444円”へとさらに値を落とす場面が見られました。
ただその後は米10年債利回りの“低下一服”を機にドル円も“下げ渋り”に転じ、その10年債利回りが“緩やかに上昇(→3.82%)”する中で、NYタイム終盤には“144.658円”へと巻き戻されていきました。

ただ昨日は「ロンドン市場休場(サマー・バンクホリデー)」の関係にて盛り上がりに欠く中、「中東情勢悪化」といった地政学的リスクも再燃しています。
このため“上値の重さ”は如何ともしがたく、あくまで“ポジション調整の一環”と見るのが妥当な状況には変わりはありません。


◆ まだ“決定打に欠く”は続くが…?

こうした中で本日も、「次なる材料」を探す展開が想定されるところです。
そして「米9月利下げ」こそ示唆されたものの、「その幅およびペース」が定まっていないとあっては、“この動向を探る”というのが基本路線ということになります。
ただ本日は「ケースシラー住宅価格指数」「消費者信頼感指数」くらいしか米経済指標が見当たりません。
マーケットが注目する「PCEコア・デフレータ(30日)」までは“膠着(揺れ動き)”は継続すると見るべき…?


◆ それでも今週は“利回り上昇”が意識されやすい…? - 米国債入札

ただし本日の米2年債(690億ドル相当)を皮切りに、今週は5年債(700億ドル相当)/7年債(440億ドル相当)と「米国債入札」が相次ぎます。
そして「米利下げ」が意識される中での入札となると、“不調→利回り上昇”は意識されい…?

基本的には“膠着(揺れ動き)”を想定しますが、それでも“下値の堅さ(巻き戻し)”をやや意識したい局面と考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

146.184(ピボットハイブレイクアウト)
146.000(大台)
145.806(20月移動平均線)
145.708(8/15~8/23の38.2%戻し)
上値5:145.421(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:145.321(8/23~8/26の61.8%戻し)
上値3:145.000(大台、8/23~8/26の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:144.843(8/15~8/23の23.6%戻し)
上値1:144.658(8/26高値、-1σ、100週移動平均線、8/23~8/26の38.2%戻し水準)
前営業日終値:144.519(月足・一目均衡表基準線)
下値1:144.378(8/26安値後の38.2%押し)
下値2:144.200(8/26安値後の50%押し)
下値3:144.000(大台、8/26安値後の61.8%押し)
下値4:143.756(ピボット1stサポート)
下値5:143.444(8/26安値、8/5~8/15の76.4%押し水準)
143.000(大台、ピボット2ndサポート)
142.542(ピボットローブレイクアウト)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

99.978(200日移動平均線、大台)
99.748(7/11~8/5の50%戻し、週足・一目均衡表転換線/基準線、月足・一目均衡表転換線)
99.175(50週移動平均線)
99.036(8/20高値、7/30~8/2の61.8%戻し水準、大台)
98.920(8/21高値、ピボットハイブレイクアウト)
98.802(+1σ)
上値5:98.606(8/23高値)
上値4:98.500(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:98.290(8/23~8/26の76.4%戻し)
上値2:98.179(ピボット1stレジスタンス)
上値1:98.041(8/26高値、8/23~8/26の61.8%戻し、大台)
前営業日終値:97.858(日足・一目均衡表転換線)
下値1:97.590(8/26安値後の61.8%押し)
下値2:97.402(ピボット1stサポート、8/26安値後の76.4%押し)
下値3:97.267(8/26安値、日足・一目均衡表基準線)
下値4:97.153(20日移動平均線)
下値5:97.000(8/19安値、大台)
96.933(8/5~8/20の23.6%押し、ピボット2ndサポート)
96.728(8/13-15安値)
96.655(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボットローブレイクアウト)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

194.103(7/11~8/5の50%戻し、週足・一目均衡表転換線/基準線)
194.000(大台)
193.257(8/1高値)
193.159(+1σ)
193.000(大台)
192.047(8/23高値、200日移動平均線、7/30~8/5の61.8%戻し水準、大台)
191.625(日足・一目均衡表基準線)
191.000(大台)
190.786(8/26高値)
前営業日終値:190.566
190.360(50週移動平均線)
190.144(日足・一目均衡表転換線)
190.000(大台)
189.499(8/26安値)
189.110(8/19~8/22の76.4%押し、20日移動平均線)
189.000(大台)
188.929(8/21安値)
188.241(8/19安値)
188.000(大台)

《10:40》
《11:30、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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