◆ まさに“乱高下”… - 一時“145円台”、一転して“143円台”

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“上方向(ドル買い戻し)”への期待がやや勝る…!?

2024年08月28日

◆ まさに“乱高下”… - 一時“145円台”、一転して“143円台”

昨日は“上を下へ”と大きく揺れ動く展開でした。

まずは先週末からの“ドル売り”は一巡し、欧州タイムにかけて“145.177円”へと駆け上がりました。
ただ「目先の材料難」を背景にした“上値の重さ”は如何ともしがたく、その後は“緩やかな上げ幅縮小”に転じました。
さらに懸念していた「米2年債入札」が逆に“好内容”となったことで、“米10年債利回り低下(3.86%→3.81%)”に転じたこともあり、本日早朝にかけて“143.684円”へと押し下げられるに至っています。


◆ ただ本日も「米5年債入札」が予定される中、テクニカルは…?

こうして“方向感定まらず”は続いており、前記した「目先の材料難」は本日も継続しそうな雰囲気が漂っています。
そうなると“上値の重さ”と“下値の堅さ”の双方を引きずる展開を想定せざるを得ないだけに、基本的には“膠着(揺れ動き)”と見るのが妥当な状況といえます。

ただ本日も「米5年債入札(700億ドル)」が予定されており、また“一昨日安値(143.444円)”は“8/5~8/15の76.4%押し”と合致する水準でもあります。
割り込むと加速する可能性は否めないものの、“一旦の下値”をつけた可能性を鑑みれば…?

本日も“膠着(揺れ動き)”が基本とは見ますが、やや“上方向(ドル買い戻し)”への期待が勝ると考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

145.708(8/15~8/23の38.2%戻し)
145.608(ピボット2ndレジスタンス)
145.321(8/23~8/26の61.8%戻し)
145.177(8/27高値)
上値5:145.000(大台)
上値4:144.779(ピボット1stレジスタンス)
上値3:144.606(100週移動平均線、月足・一目均衡表基準線、-1σ、8/27高値後の61.8%戻し)
上値2:144.431(8/27高値後の50%戻し)
上値1:144.254(8/27高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:143.949(大台)
下値1:143.518(ピボット1stサポート)
下値2:143.444(8/26安値、8/5~8/15の76.4%押し水準)
下値3:143.086(ピボット2ndサポート)
下値4:143.000(大台)
下値5:142.773(-2σ)
142.257(ピボットローブレイクアウト)
142.000(大台)
141.688(8/5安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

99.748(7/11~8/5の50%戻し、週足・一目均衡表転換線/基準線、月足・一目均衡表転換線)
99.176(50週移動平均線)
99.036(8/20高値、7/30~8/2の61.8%戻し水準、ピボットハイブレイクアウト、大台)
98.920(8/21高値)
上値4:98.688(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:98.606(8/23高値、+1σ)
上値3:98.404(8/27高値)
上値2:98.238(ピボット1stレジスタンス)
上値1:98.014(日足・一目均衡表転換線、大台)
前営業日終値:97.787
下値1:97.669(8/27安値、8/26~8/27の61.8%押し水準)
下値2:97.535(8/26~8/27の76.4%押し、ピボット1stサポート)
下値3:97.267(8/26安値、ピボット2ndサポート)
下値4:97.138(20日移動平均線)
下値5:97.000(8/19安値、大台)
96.933(8/5~8/20の23.6%押し)
96.728(8/13-15安値、ピボットローブレイクアウト)
96.655(週足・一目均衡表先行スパン上限、日足・一目均衡表基準線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

196.969(100日/20週移動平均線、大台)
196.000(大台)
195.000(大台)
194.900(7/30~8/5の76.4%戻し)
194.184(+2σ)
194.103(7/11~8/5の50%戻し、週足・一目均衡表転換線/基準線)
194.000(大台)
193.257(8/1高値)
193.000(大台)
192.047(8/23高値、200日移動平均線、7/30~8/5の61.8%戻し水準、大台)
191.906(8/27高値)
191.633(日足・一目均衡表基準線、+1σ)
前営業日終値:190.945(大台)
190.366(50週移動平均線)
190.242(8/27安値)
190.144(日足・一目均衡表転換線)
190.000(大台)
189.499(8/26安値)
189.011(20日移動平均線、大台)
188.929(8/21安値)
188.241(8/19安値)
188.000(大台)
187.864(8/14安値)
187.580(8/13安値)
187.436(8/5~8/15の38.2%押し)

《10:45》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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