新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント

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メキシコ中銀は金融引き締めスタンスを維持か

2023年12月04日

新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント


【リラは下落一服か】
30日に発表された第3四半期のGDPは前年同期比5.9%と第2四半期の3.9%(3.8%から上方修正)予想の5.6%を上回りました。建設業が8.1%増、工業が5.7%増、農業が0.3%増となりました。
家計消費も好調でしたが、トルコ中銀の積極的な利上げで第4四半期は景気が減速するという予想が出ています。
それを裏付けるように製造業PMIは47.2と前月の48.2にから低下し5カ月連続で50を下回っています。

USD/TRY 日足BIDチャート

先週のドルリラは28.7150~28.9365のレンジで0.08%の上昇となりました。ここまで上昇が続いていたドルリラですがドルの下落の影響もあり先々週は小幅に下落、先週もほぼ横ばいとなり上昇の勢いが鈍化しました。ドルリラは上昇が一服してレンジを予想します。

TRY/JPY 日足BIDチャート

先週のリラ円は5.03~5.164円のレンジで1.57%の下落となりました。ドル円の下落を受けリラ円も5円台前半に下落しました。25日線の位置する5.2円がレジスタンスになり5~5.2円のレンジを予想します。


【ランドは下落継続】
12月1日に発表された11月の製造業PMIは48.2となり10月の45.4から上昇しました。ただ景気の分かれ目である50は下回っています。港湾の混乱による物流の停滞や停電が拡大したことがセンチメントを悪化させ多くの項目が低下したと分析されています。

USD/ZAR 日足BIDチャート

先週のドルランドは18.449~18.9613のレンジで0.53%の下落になりました。19ランドには一目均衡表の雲の下限が位置し、このレベルがレジスタンスとして機能しています。18.10~19のレンジを予想します。

ZAR/JPY 日足BIDチャート

先週のランド円は7.791~7.997円のレンジで0.72%の下落となりました。節目の8円を下抜け後は8円がレジスタンスとして機能しており下落トレンドが続いています。7.8円が短期のサポートでここを下抜けすると7.6円付近への下落を予想します。


【ペソはレンジ継続】
ジョナサン・ヒース中銀理事は27日に24年2月か3月の利下げについて言及しました。インフレ率がこのまま低下すれば2月か3月に金利を調整する可能性があるとインタビューで答えました。
ただ中銀は金融引き締めスタンスは維持する見込みで利下げがあるとしても1度か2度のわずかな利下げになり非常に緩やかで慎重なものになると述べました。利下げサイクルの開始ではないと述べました。

USD/MXN 日足BIDチャート

先週のドルペソは17.024~17.4886のレンジで0.57%の上昇となりました。25日移動平均線の位置する17.4、75日移動平均の位置する17.5、一目の雲の下限が位置する17.6ペソとレジスタンスになっており17~17.6ペソのレンジを予想します。

MXN/JPY 日足BIDチャート

先週のペソ円は8.429~8.742円のレンジで2%の下落になりました。一目均衡表の雲の位置する8.4円が依然としてサポートになっています。しかし25日線の位置する8.57円付近を下抜けしてきており一旦上値が重くなっています。8.4が維持できれば8.4~8.76円のレンジ、下抜けすれば8.3円付近への下落を予想します。

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プロフィール

  • 著者近影 YEN蔵(田代岳)(えんぞう(たしろがく))
    投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。 為替を中心に株式、債券、商品、仮想通貨と幅広くマーケットをカバーして、分かりやすい解説を行っている。


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