◆ いわゆる“往って来い” - “156円半ば”へ急反発

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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日は“一服”…!?

2024年06月06日

◆ いわゆる“往って来い” - “156円半ば”へ急反発

期待した通り、昨日は“(前日の)巻き戻し”が進行しました。
米10年債利回りは“さらに低下(→4.27%)”したものの、ドル円は“156.491円”へと一気に押し戻されています。

昨日発表の米経済指標は“マチマチ(ADPは予想を下振れ/ISM非製造業は昨年8月以来の53.8に急上昇)”でしたが、「米年内利下げ観測」そのものは変わっておりません。
一方で「米景況感悪化」は緩んだ印象が強く、“ドル買い戻し”が進行した印象が否めないところです。
ただし今週の注目は明日の「米雇用統計」であり、その結果を見極めるまでは“動きづらい”と見るのが妥当なところでもあります。


◆ ただ「テクニカルの要所」に達しているだけに・・・?

テクニカル的に見ても、“156円台”は極めて重要なポイントが立ち並んでいます。
“日足・一目均衡表先行スパン上限(本日は156.051円)/転換線(156.121円)”、“20日移動平均線(同156.299円)”、昨日高値とほぼ面合わせとなる“5/29~6/4の61.8%戻し(156.497円)”。
概ねクリアはしたものの、重要イベントを控える状況下、これらをサポートラインとして下値を固めるのは容易とはいいがたい…?


◆ それで“頭打ち”とは思わないが…!?

もちろんそれで“頭打ち”となるかは微妙であり、“崩れる”とも思っていませんが、昨日の急反発で“往って来い”を演じたばかりです。
“利益確定売り”先行、156円ラインを挟んだ“神経質な揺れ動き”と、本日に関しては考えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

157.817(+2σ)
157.715(5/29-30高値)
上値5:157.468(6/3高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:157.039(+1σ、大台)
上値3:156.818(ピボット1stレジスタンス)
上値2:156.491(6/5高値、5/29~6/4の61.8%戻し水準)
上値1:156.299(20日移動平均線)
前営業日終値:156.127(日足・一目均衡表転換線)
下値1:156.051(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
下値2:155.883(週足・一目均衡表転換線)
下値3:155.741(6/4~6/5の38.2%押し)
下値4:155.509(6/4~6/5の50%押し、-1σ)
下値5:155.277(6/4~6/5の61.8%押し)
155.110(ピボット1stサポート)
155.000(大台)
154.878(日足・一目均衡表基準線、50日移動平均線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

104.909(4/29高値《年初来高値》、5/29高値、+2σ)
104.718(6/3高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:104.620(6/4高値)
上値4:104.371(+1σ)
上値3:104.194(ピボット1stレジスタンス)
上値2:104.000(6/5高値、大台)
上値1:103.901(20日移動平均線)
前営業日終値:103.787(日足・一目均衡表転換線)
下値1:103.471(6/4~6/5の38.2%押し)
下値2:103.308(6/4~6/5の50%押し)
下値3:103.144(6/4~6/5の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:103.000(大台)
下値5:102.845(6/5安値)
102.602(5/13安値、6/4安値、日足・一目均衡表基準線)
102.382(5/1~5/29の50%押し、ピボット2ndサポート)
102.070(5/9安値、大台)
101.933(ピボットローブレイクアウト)
101.825(5/8安値、50日移動平均線、5/1~5/28の61.8%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

202.096(+2σ)
202.000(大台)
201.137(08/8/28高値)
201.000(大台)
200.741(5/29高値《年初来高値》)
200.643(6/3高値)
200.414(6/4高値)
200.135(+1σ)
200.000(大台)
199.904(5/29~6/4の76.4%戻し)
199.748(6/5高値)
前営業日終値:199.670
198.773(6/4~6/5の38.2%押し)
198.472(6/4~6/5の50%押し)
198.171(6/4~6/5の61.8%押し)
198.969(日足・一目均衡表転換線、大台)
198.642(20日移動平均線)
198.000(大台)
197.557(6/5安値)
197.196(6/4安値、5/3~5/29の38.2%押し)
197.000(大台)
196.758(5/17安値)

《10:45》
《11:25、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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