◆ 「米早期利下げ観測」再燃 - 米CPI

サプライズ!!!

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まだ「円買い介入」の有無は定かではないが…!?

2024年07月12日

◆ 「米早期利下げ観測」再燃 - 米CPI

サプライズ!!!

注目の米CPIは“2020年5月以来のマイナス(前月比△0.1%)”となり、コアは“2021年4月以来最低(前年比+3.3%)”を記録しました。
「米9月利下げ」への思惑が増幅し、米10年債利回りが“急低下(4.29%→4.16%)”する中で、ドル円も“4円強の急落(→157.414円)”を演じるに至りました。


◆ 「円買い介入」が絡んでいるとの話があるが…?

こうして短期金融市場では「9月利下げ」を“約85%”の確率で織り込むに至っていますが、「年内利下げ」に目を移すと“2回(約43%)より3回(約44%)が上回る”といった事態となっています。
それでいて前記急落には「円買い介入」が絡んでいるとの話もあるだけに、まだまだ“紆余曲折”を想定せざるを得ないところがあります。

「日米金利格差は当面高水準を維持」との思惑に綻びが生じやすいとはいっても、そう簡単に縮小するわけではありません。
このため“押し目買い→再び上値模索”といったフローが想定されるものの、ただ「円買い介入」が絡んでいるとなると…?


◆ そうなると流動性が乏しい“来週初”までカバーされる…!?

IMFの介入ルールを見ると、“無秩序な値動き”を排除する際を除き、“半年で3回”“1回当たり3営業日以内”と定められています。
“無秩序な値動き”かどうかは意見が分かれるところとなりますが、仮に「円買い介入」が入っていた際には“本日 or 来週初”はまだ入りやすいということになります。
少なくともそうした思惑が台頭しやすい以上、“押し目買い→再び上値模索”といったフローは抑制されると見るのが自然です。

「円買い介入」の有無についてはまだ定かではありませんが、少なくとも流動性下低下が見込まれる“来週15日(日本市場休場)”までは、その思惑は台頭しやすいと見ておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

161.427(+1σ)
161.292(ピボット1stレジスタンス)
161.000(大台)
160.125(7/10~7/11の61.8%戻し、20日移動平均線)
160.000(大台)
上値5:159.683(日足・一目均衡表転換線)
上値4:159.608(7/10~7/11の50%戻し)
上値3:159.441(7/11安値後の戻り高値)
上値2:159.090(7/10~7/11の38.2%戻し)
上値1:159.000(大台)
前営業日終値:158.887
下値1:158.535(日足・一目均衡表基準線、-1σ)
下値2:158.000(大台)
下値3:157.810(50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値4:157.737(7/11安値後の押し目)
下値5:157.414(7/11安値)
157.156(6/17安値、6/12~7/3の76.4%押し)
157.000(大台、ピボット1stサポート)
156.804(6/14安値)
156.559(6/13安値)
156.000(大台)
155.712(6/12安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

109.370(7/11高値《年初来高値》)
109.000(大台)
108.841(ピボット1stレジスタンス)
上値5:108.750(7/11高値後の76.4%戻し)
上値4:108.413(+1σ、7/11高値後の61.8%戻し)
上値3:108.287(7/9安値、日足・一目均衡表転換線)
上値2:108.056(7/11高値後の50%戻し、大台)
上値1:107.746(7/11高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:107.390
下値1:107.091(20日移動平均線)
下値2:106.997(7/11安値、大台)
下値3:106.557(6/28安値)
下値4:106.482(6/17~7/11の50%押し、ピボット1stサポート)
下値5:106.176(日足・一目均衡表基準線)
105.981(6/26安値、週足・一目均衡表転換線、大台)
105.927(6/25安値)
105.800(6/17~7/11の61.8%押し)
105.546(ピボット2ndサポート)
105.470(6/21安値、-1σ)
105.335(6/20安値)
105.015(6/19安値、50日移動平均線、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

208.303(+2σ)
208.108(7/11高値《年初来高値》)
208.000(大台)
207.096(7/11高値後の76.4%戻し)
207.000(大台)
206.467(7/11高値後の61.8%戻し)
205.960(7/11高値後の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、+1σ、大台)
205.452(7/11高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:205.152
205.000(大台)
204.000(大台)
203.828(7/11安値、20日移動平均線)
203.516(6/14~7/10の50%押し)
203.354(7/1安値)
203.255(日足・一目均衡表基準線)
203.000(大台)
202.652(6/4~7/11の50%押し)
202.570(6/28安値)
202.497(6/27安値、6/14~7/10の61.8%押し)
202.418(6/26安値)
201.965(6/25安値、大台)
201.364(6/4~7/11の61.8%押し、-1σ、週足・一目均衡表転換線)
201.111(6/24安値、6/14~7/10の76.4%押し)

《10:40》
《11:30、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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