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第839回 2020年1月9日~15日までの為替見通し

2020年01月09日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。
●ドル円
上値抵抗109.365
均衡108.600
下値支持107.780

●ユーロ円
上値抵抗121.714
均衡121.158-121.238
下値支持120.730

●豪ドル円
上値抵抗75.420
均衡74.751
下値支持73.851


正月気分を吹き飛ばす中東の緊張場面。アメリカはイラクで反米感情が高まっていることやイラン軍人がその動きに乗ろうとしていることを早くからつかんでいたと思われます。
一罰百戒の意味でイラン軍トップに狙いを定めての攻撃をいつ実行するか、トランプ大統領はタイミングを見ていたのでしょう。
そして、やるなら年が改まる前後であり、拡大路線には至らない情勢判断も持っていたと思われます。
イランも対戦は望まずということで、終息したかに見えますが、これで一幕目は終わったものの、二幕目が控えているとみられます。
ペルシャ湾をはさんで向かい合うサウジアラビアとイランはかねてより宗教観等の対立があり不仲でしたが、これを機に対立再燃の可能性は十分あるのではないでしょうか。

サウジには年末にIPOしたサウジアラムコ上場で得られた資金が潤沢で軍需品調達には有利です。次はなんらかのきっかけから両国で対立が深まる可能性に備えたいですね。

その際、困るのは日本である点も忘れないようにしたいですね。中東石油依存度が高く、石油によるエネルギー消費は全体の四割に達します。中東石油はホルムズ海峡を通過して運ばれるのでこの地の安全はマストです。しかし、アメリカは近年、エネルギー輸出国になっているため、この地における防御活動に熱心に取り組むモチベーションは低下していると考えられます。
すると日本は自前で防衛をしなければならなくなります。
安倍首相が「疲れた」と漏らし、第四期の首相登板の気持ちが萎えていると伝えられる背景にはこうした事態への予見ゆえではないでしょうか。

二幕目としてサウジとイランの対立による中東危機が生じたときには、為替は今回みたように大きく動くと思います。

イギリスはすでに難民流入を防ぐためブレグジットを急いでいるとも受け止められます。世界経済けん引役になりえる成長性のある案件は今のところ見当たりません。中東緊張での防衛品需要や朝鮮半島での資源開発などが世界のGDPを押し上げうる対象としてマークされている点でも、誘発されやすいといえます。
リスクシナリオでも大損しないトレーディング法を工夫したいですね。とはいえ、しばらく凪いでいた相場にとっては格好のボラテイリティの源泉です。余裕を持ってトレーディングするためには様々なリスクシナリオを想起しておくことが有効ではないでしょうか。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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